スプレッドシートでセルを指定する方法

Google スプレッドシートでは様々なシチュエーションにおいて、セルを指定してシートの編集やデータの入力を行います。

特に関数を用いる際の数式においては、セルの範囲や複数のセルを指定することとなります。

セルの指定を的確に行えるようになれば編集の幅が広がり、作業時間の短縮が可能となります。

この記事では、スプレッドシートでセルを指定する方法を分かりやすく紹介します。

Google スプレッドシートでセルを指定する場合のほとんどは指定したいセルをクリック（選択）して指定します。

スプレッドシートは縦横にセル同士が無数に並列するツールで、セルそれぞれにセル番地が割り当てられています。

関数を用いる際、数式内でセルを指定する場合は、このセル番地を入力します。

以下より、スプレッドシートでセルを指定する方法を、様々なシチュエーションに分けて詳しく解説します。

セルをクリック（選択）することで、セル番地を確認することが出来ます。

セル番地を理解することで、数式などでセルを指定する場合に役立ちます。

指定したいセルを選択します。

セル番地が表示され、確認することが出来ました。

これはA列の1行目のセルを意味します。

指定したいセル範囲を選択します。

セル範囲（番地）が表示され、確認することが出来ました。

これはA列の1行目のセルからC列の4行目のセルまでの範囲を意味します。

関数を用いてデータを出力する際、数式内にセル番地を入力することでセルを指定します。

数式でセルを指定する場合、様々な指定方法があるため、周知しておくことが必要となります。

数式のセルを指定する場面で、指定したいセルを選択します。

指定したセルのセル番地が数式に入力されました。

指定したいセル範囲までドラッグしてセル範囲を選択します。

指定したセル範囲が入力されました。

複数のセルを指定する場合は、Ctrlキーを押しながら複数のセルを選択します。

指定した複数のセル番地がそれぞれ入力されました。

スプレッドシートでセルに入力した数式を別のセルにコピーする際、指定したセル番地が相対的に変化します。

この機能を利用して、数式内のセル番地を相対的に指定します。

数式のセルを指定する場面で、指定したいセル範囲を選択します。

数式にセル範囲が反映されました。

数式を確定させるためにEnterキーを押します。

数式で割り出された結果が表示されました。

数式をコピーするために、数式が入力されているセルの右下にある青丸をドラッグしてコピーしたい範囲でドロップします。

コピーした数式内のセル番地が相対的に変化し、相対参照でセルを指定することが出来ました。

セルに入力した数式を別のセルにコピーする際、指定したセル番地が相対的に変化しないようにセルを指定する場合、固定記号「$」を入力します。

以下の記事にある「絶対参照」にて詳しく解説しています。

セルに入力した数式を別のセルにコピーする際、指定したセルを相対的に変化させるセルと、変化させないセルを指定することが出来ます。

以下の記事にある「複合参照」にて詳しく解説しています。