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スプレッドシートのショートカットが使えない場合
こちらの記事では、スプレッドシートのショートカットが使えない場合の対処法をお伝えします。
ショートカットの操作は、効率的に作業をするにあったって必要不可欠です。その操作ができないとなると、ストレスが溜まりますよね。
原因と対処法をそれぞれご紹介していくので、お困りの方はぜひ参考にしてみてください。
スプレッドシートでショートカットが使えない場合
スプレッドシートでショートカットが使えない場合の原因は、パソコンの設定にある場合と、故障などのトラブルが生じている場合の二つに分かれます。
それぞれの対処法をご紹介しますので、ひとつずつ確認を行ってください。
ショートカットが間違っていないか今一度確認する
そんなことは当たり前じゃないかと思った方もいらっしゃると思いますが、実は入力ミスが原因だったということはよくあります。
ショートカットキーはたくさんの種類があるので、さまざまなショートカットキーを覚えるうちに混同してしまい、間違えてしまうケースもあります。
また、Excelとスプレッドシートで同じものもあったり、違うものもあるので、どちらも使用しているという方は特に、間違いやすいです。
今一度、ご自身が使用しているデバイスに合わせて、正しいキーを押しているのか、確認してみましょう。
ファンクションキーが機能しているか確認する
ショートカットキーの中でよく利用されるのが、キーボード最上部にある、ファンクションキーです。
ファンクションキーについて、反応しないことが疑われる場合は、キーボードの左下にあることの多い「Fn」キーを、ファンクションキーと同時押ししてみましょう。
ノートパソコンなど、キーが少ないキーボードは、ファンクションキーに複数の機能を割り当てていることが多いです。そのため、ショートカットキーとしての役割を果たすためには、Fnキーを、同時押しする必要のある場合があります。
互換ショートカットを有効にする
ショートカットが利用できない場合は、互換ショートカットが有効になっていないという可能性があります。以下の手順で確認してみてください。
こちらの設定が有効になっていない場合、Microsoft社のExcelと互換性のあるショートカットが、利用できない場合があります。
①上部のメニューから「ヘルプ」をクリックして、②表示されるメニューの一覧から「キーボード ショートカット」をクリックします。
「キーボード ショートカット」画面が開くので、画面下部の「スプレッドシートの互換ショートカットを有効にする」のスイッチをオンにします。
以上で設定は完了です。ショートカットが利用できるか、再度確認してみてください。
固定キーとフィルターキーを無効化する
ショートカットキーを押しても反応がないという場合、「固定キー」と「フィルターキー」というふたつの設定が邪魔をしている可能性があります。
これらは使い方によってはもちろん役立つキーです。本来の役割はこちらです。
機能 | 説明紹介 |
---|---|
固定キー | CtrlキーやShiftキーを押した状態を保つことができる機能で、2つのキーを同時に押すことが難しい場合に使用する。 |
フィルターキー | キーの連続入力を無効にしたり、キーの認識を遅くする機能で、手の震えなどでキーを正確に押すことが難しい場合に使用する。 |
上記の機能がオンになっている可能性がある場合は、以下の方法で状態を確認し、機能をオフにします。
①「スタート」アイコンを右クリックし、②「設定」を選択します。
Windowsの設定画面が表示されるので、①「アクセシビリティ」をクリックして、②「キーボード」を選択します。
①「固定キー機能」、②「フィルターキー機能」のスイッチをそれぞれオフにします。
ボタンの色が白くなっていれば、無効になっています。
キーボードレイアウトの配列が変わっていないか確認する
キーボード配列について、「JIS配列(日本語)キーボード」のものを使用しているにもかかわらず、パソコン側の認識が「US配列(英語)キーボード」として認識されている場合があります。
以下の方法で、ずれが無いかどうか確認してみてください。
①「キーボードレイアウト」アイコンをクリックして、②「その他のキーボード設定」を選択します。
Windowsの設定画面が表示されるので、①優先する言語で「日本語」が一番上に表示されていることを確認し、②「メニュー」アイコンをクリックして、②「言語のオプション」を選択します。
※①の時点で、「日本語」が他の言語よりも下にある場合は、言語の左側にある6つの点を上方向にドラッグすることで順番を入れ替えられます。
画像内の赤い矢印の部分、「キーボードレイアウト」を確認しましょう。
JIS配列(日本語)キーボードを使用しているのに、US配列(英語)キーボード(またはその逆)という場合は、「レイアウトを変更する」ボタンをクリックします。
「ハードウェアキーボードレイアウトの変更」ダイアログボックスが表示されたら、①キーボードレイアウトをお使いのキーボードの配列(例:日本語キーボード(106/109キー))に設定して、②「今すぐ再起動する」ボタンを押します。
PCの再起動が完了したら、再度、スプレッドシートを開き、ショートカットが使えるようになっているか、確認してみてください。
キーボードに故障が無いか確認する
キーボードは比較的壊れやすい周辺機器の一つです。パソコンを使用するタイミングではかならず使用しますし、人によってはキータッチが強く、それが故障の原因になることもあります。
ショートカットキーの操作以外にも、キーボード操作で不具合を感じることがあれば、エアダスターや乾いた布で掃除をしてみましょう。それでも直らない場合は、ノートパソコンの場合は修理を、デスクトップパソコンの場合はキーボードの買い替えを検討してみてください。
ブラウザを再起動する
Google スプレッドシートでショートカットが入力できないという不具合が起きたら、まずは再起動の操作を行ってみることをおすすめします。
Google Chromeの再起動の操作について、以下の記事にて紹介しています。
パソコンを再起動する
ブラウザを再起動しても、ショートカットが入力できないという不具合が起きる場合、デバイス(パソコン)自体の一度再起動を行ってみるということも、不具合への対策として有効です。
デバイスの再起動を行った後、再度、Google スプレッドシートを開いて、ショートカットの入力を試してみてください。
行を追加するショートカットができない
行を追加するショートカットキーには、記号のキーを使用したりと、間違いやすい要素がいくつかあります。
Macの場合は、ブラウザによってショートカットキー機能しない場合もあります。以下の記事にて、詳しくお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
日付の追加ができない場合
以下の記事にて、スプレッドシートの日付のショートカットができない場合の原因と対処法をご紹介しています。
日付を入力する際に素早く入力ができるので、ショートカットキーを利用している方は多いと思います。お困りの方は、ぜひご参照ください。