Google ドキュメントのアクセス権に関する情報まとめ

この記事では、Google ドキュメントのアクセス権に関する情報をまとめてご紹介します。

アクセス権はドキュメントを共有する際に設定し、特定のユーザーに許可することができます。

また、アクセス権限を削除する方法やアクセスできない場合についても説明します。

Google ドキュメントのアクセス権とは？

Google ドキュメントは誰とでも共有できますが、その際共有相手に必要なのがアクセス権です。

ドキュメントの内容によっては、特定のユーザーにのみアクセス権を許可する、閲覧だけできるようにするなど、アクセス権を管理することが大切です。

ドキュメントへのアクセス権は、「制限付き（アクセス権のあるユーザーのみが開くことができる）」と「リンクを知っている全員（リンクを知っているインターネット上の誰もが開くことができる）」の2種類から選択できます。

また、共有相手の権限は、以下の3種類の中から指定します。

権限の種類	権限の範囲
閲覧者	共有したドキュメントの閲覧はできますが、変更を含め編集はできず、他のユーザーとの共有もできません。
閲覧者（コメント可）	共有したドキュメントへのコメントや提案はできますが、変更を含め編集はできず、他のユーザーとの共有もできません。
編集者	変更や追加など編集することができ、さらに提案を承認または拒否することもできます。また、他のユーザーとファイルの共有も可能です。

ドキュメントを共有する際に、特定のユーザーやグループのみにアクセス権を許可する、または誰でもアクセスできるようにするかを選択できます。

特定のユーザーにアクセス権を許可する方法については、下記記事の「Google ドキュメントで編集権限を許可する方法」セクションをご参照ください。

権限は「編集者」としていますが、「閲覧者」または「閲覧者（コメント可）」を選択することも可能です。

また、誰でもアクセスできるようにする方法は、下記記事の「誰でも編集できるようにする」セクションで説明しています。

PC（Windows）のGoogle ドキュメントで、許可したアクセス権限を解除する方法をご紹介します。

Google ドキュメントにアクセスし、対象のドキュメントを選択します。

「共有」ボタンをクリックします。

『「（ファイル名）」を共有』ダイアログボックスが表示されますので、アクセス権限を解除するユーザーの権限（例：編集者）をクリックします。

「アクセス権を削除」を選択します。

対象のユーザーのアカウントが削除されたのを確認し、「保存」ボタンをクリックします。

「アクセス権を更新しました」と表示されます。

アクセス権限を削除されたユーザーがそのドキュメントを開こうとすると、「アクセス権が必要です」と表示されます（次のセクション「アクセス権が必要です」をご参照ください）。

共有しているGoogle ドキュメントにアクセスできない場合、アクセス権を削除された、別のアカウントでログインしているなどが原因として考えられます。

ケース別にご紹介します。

ドキュメントを開いた際に「アクセス権が必要です」と表示された場合は、ログインしているアカウントが違う、オーナーからアクセス権が付与されていない、または削除された可能性があります。

ログインしているアカウントを確認し、正しい場合は「アクセス権限をリクエスト」ボタンをクリックし、オーナーへ権限をリクエストしましょう。

「Google Docsへのアクセス権がありません。組織の管理者にアクセス権の付与を依頼してください」と表示された場合は、組織として利用しているGoogle Workspaceのアカウントでドキュメントにアクセスしているか確認しましょう。

個人のアカウントでアクセスしようとしている場合などに、このエラーメッセージが表示される可能性があります。