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Google ドキュメントのコメント機能に関する情報まとめ
この記事では、Google ドキュメントのコメント機能に関する情報をまとめてご紹介します。
コメント機能は、ドキュメントを共有しているユーザーとチャットツールのように使えるので、とても便利です。
また、スマホ版Google ドキュメントでもコメント機能を利用できます。アプリでの操作方法についても説明します。
Google ドキュメントのコメント機能
共有しているファイルにコメントを追加したり返信することで、他のユーザーとの共同編集をスムーズに行うことができます。
PC(Windows)のGoogle ドキュメントで、コメントの追加、表示や通知の管理など各種操作方法について説明します。
コメントを追加する
コメントを追加するファイルを開き、①コメントを追加するテキストを選択し、②「コメントを追加」アイコンをクリックします。ショートカットキー「Ctrl+Alt+M」でも可能です。
コメント入力ボックスが表示されますので、①コメントを入力し、②「コメント」ボタンをクリックします。
入力したコメントが表示されます。絵文字アイコンをクリックして、絵文字のリアクションを追加することもできます。
Google ドキュメントのコメントを表示する
PC(Windows)のGoogle ドキュメントでコメント履歴を開き、すべてのコメントを表示する方法をご紹介します。
Google ドキュメントで対象のファイルを開き、「コメント履歴を開く」アイコンをクリックします。ショートカットキー「Ctrl+Alt+Shift+A」でも可能です。通常、ドキュメントに表示されているのは、未解決のコメントです。
解決済みも含め、すべてのコメントが表示されます。「すべて」をクリックすると、コメントの種類でフィルタすることもできます。
コメントを非表示にする
コメントを非表示とするには、解決済みにして終了させる必要がありますが、終了後に再開することが可能です。その手順もご紹介します。
対象のファイルを開き、①非表示とするコメントを選択し、②「✓」をクリックします。
選択したコメントが非表示になりました。非表示にすると、そのコメントに参加しているユーザーに解決したことが通知されます。
再開するには、「コメント履歴を開く」アイコンをクリックします。ショートカットキー「Ctrl+Alt+Shift+A」でも可能です。
コメント履歴が表示されますので、①再開するコメントの「︙(その他オプション)」をクリックし、②「再開する」を選択します。
コメントを追加して再開することもできます。
「再開しました」と表示され、ドキュメントにも再度コメントが表示されます。
コメントを通知する
コメントの通知は、以下の2種類の方法で設定・管理することができます。
「ツール」タブから設定する
対象のファイルを開き、①「ツール」タブ、②通知設定の順に選択します。
「通知設定」ダイアログボックスが表示されますので、①コメントの通知を受け取る条件(例:自分に関連するコメント)を選択し、②「OK」ボタンをクリックします。
デフォルトでは「すべてのコメント」が選択されています。
上記のように、Gmailでコメントの通知がされます。「通知設定」をクリックし、コメントの通知の設定を変更することも可能です。
「コメント履歴」から設定する
対象のファイルを開き、「コメント履歴を開く」アイコンをクリックします。
コメント履歴が表示されますので、「通知設定」アイコンをクリックします。
「通知設定」ダイアログボックスが表示されます。設定方法は、上記の「ツールタブから設定する」セクションをご参照ください。
コメントの通知をオフにする
対象のファイルを開き、①「ツール」タブ、②通知設定の順に選択します。
「通知設定」ダイアログボックスが表示されますので、①コメントの通知設定で「なし」を選択し、②「OK」ボタンをクリックします。
コメントの権限を変更する
コメントの追加や編集などができるのは、アクセス権限が「編集者」または「閲覧者(コメント可)」の場合となっています。
権限を変更するには、対象のファイルを開き、「共有」ボタンをクリックします。
『「(ファイル名)」を共有』ダイアログボックスが表示されますので、①コメントの権限を変更するユーザーの権限(例:閲覧者)をクリックし、②変更後の権限(例:編集者)を選択します。
権限が変更(例:編集者)になっていることを確認し、「保存」ボタンをクリックします。
「アクセス権を更新しました」と表示され、コメントの権限の変更完了となります。
コメントを削除する
コメントを削除すると、再開および復元することはできませんのでご注意ください。
対象のファイルを開き、①削除するコメントの「︙(その他オプション)」アイコンをクリックし、②「削除」を選択します。
「このコメント スレッドを削除しますか?」と表示されますので、「削除」をクリックします。
一部のコメントだけ削除することはできず、スレッド単位での削除となります。
コメントが削除されました。
削除したコメントが表示されるか確認するため、「コメント履歴を開く」アイコンをクリックします。
すべてのコメント履歴を確認しても、削除したコメントは表示されません。
スマホ版のコメント機能の使い方
iPhoneおよびAndroidのGoogle ドキュメントアプリでも、コメントの追加や表示などを行うことができます。
基本的な操作方法をご紹介します。
iPhone
コメントを追加する
Google ドキュメントアプリで対象のファイルを開き、①コメントを追加するテキストを選択し、②「コメントを追加」をタップします。
①コメントを入力し、②「送信」アイコンをタップします。
入力したコメントの内容を確認するには、コメントを追加したテキストをタップします。
入力したコメントが表示されます。
コメントを表示・返信する
Google ドキュメントアプリでコメントを表示するファイルを開き、「コメント」アイコンをタップします。
すべてのコメントが表示されます。内容を確認するには、対象のコメントを選択します。
コメントの内容が表示されます。返信するには、「返信を追加」をタップします。
①コメントを入力し、②「送信」アイコンをタップします。
入力したコメントが表示されます。
Android
コメントを追加する
Google ドキュメントアプリで対象のファイルを開き、①コメントを追加するテキストを選択し、②「︙」をタップします。
表示されたメニューの中から「コメントを追加」を選択します。
①コメントを入力し、②「送信」アイコンをタップします。
「コメントを追加しました」と表示されます。
入力したコメントの内容を確認するには、「コメント」アイコンをタップします。
入力したコメントが表示されます。
コメントを表示・返信する
Google ドキュメントアプリでコメントを表示するファイルを開き、「コメント」アイコンをタップします。
すべてのコメントが表示されます。内容を確認するには、対象のコメントを選択します。
コメントの内容が表示されます。返信するには、「返信を追加」をタップします。
①コメントを入力し、②「送信」アイコンをタップします。
入力したコメントが表示されます。
Google ドキュメントのコメントが見れない場合
Google ドキュメントのコメントが表示されない、消えたなどで見れない場合の原因と対処法をご紹介します。
権限が変更された
コメントが消え、上部に「編集権限をリクエスト」と表示されている場合は、権限が「閲覧者」となっています。
「編集権限をリクエスト」をクリックして、オーナーへ権限の変更を依頼しましょう。詳しい操作手順については、下記記事の「編集権限をリクエストする」セクションをご参照ください。
解決済みのため、非表示となっている
コメントが表示されない場合は、他のユーザーが解決済みにした可能性があります。
確認のため、「コメント履歴を開く」アイコンをクリックします。
すべてのコメント履歴が表示されます。解決済みのコメントを表示するには、①「すべて」をクリックし、②「解決済み」を選択します。
解決済みのコメントが表示されますので、内容をご確認ください。
コメントが削除された
コメント履歴を確認してもコメントが見れない場合は、他のユーザーが削除した可能性があります。
削除したコメントは復元不可のため、再度表示することはできません。