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Google マップで他人の自宅を見るなという理由

Google マップにあるストリートビューは、世界中の景色や博物館などの施設の中の様子も見ることができる便利な機能です。

ただ、便利がゆえに、住所で検索すれば他人の自宅も見ることができます。

会社の同僚や友人がどんな家に住んでいるか、気になる人も多いかもしれません。

しかし、「Google マップで他人の自宅を見るな」と言われていることをご存知でしょうか?

なぜそう言われているのか、その理由や実際にあった事例をご紹介します。

Google マップで他人の自宅を見るなという理由

Google マップのストリートビュー機能は、行ったことがない世界の絶景やお店の中の様子などを見る分には良いのですが、友人や知人などの自宅を見る際は相手のことも考えた方がよいでしょう。

直接自宅へ行ったことがある友人や親戚等であれば問題ないかもしれませんが、一方的に住所を調べて勝手に自宅を見ることは、相手にとっては恐怖にも感じます。

もし、自分が同じように自宅を見られたことを想像してみましょう。

気持ち良く感じる人は少ないのではないでしょうか?

それが「Google マップで他人の自宅を見るな」と言われる理由でしょう。

ここでは、Google マップのストリートビュー機能で自宅を見られた人の事例について一部ご紹介します。

事例1:同じ会社の人に自宅を検索された

同じ会社の個人情報を扱う部署の人に「きれいそうなマンションに住んでいるね」「◯◯が近いんだね」などと言われた経験を持つ人が多いようです。

本人に対してしか話していないのかもしれませんが、言われた方としては気持ちが悪いのではないでしょうか。

今回の事例は、会社の個人情報を扱っている人なので防ぐことはできないかもしれません。

しかし、世の中には検索好きの人がたくさんいます。

電話番号だけではなく、住所も他人には簡単に教えない方が安心かもしれません。

事例2:検索された上に家賃まで調べられた

友人に自宅を検索され、さらに家賃まで調べられ「家賃◯万円なんだね」と言われ、嫌な気持ちになったという人もいます。

検索することは自由かもしれませんが、それを聞かされた本人は嬉しくはないでしょう。

現実には「Google マップで他人の自宅を見るな」と言われても、検索する人は少なからずいます。

しかも、見てるだけだから悪気はない、という人の方が多いかもしれません。

もし、友人や知人の自宅を検索して見たとしても、相手の気持ちのことを考え、本人へ伝えることは避けるようにしましょう。