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Google Meetの画面共有の使い方
この記事では、Google Meetで画面共有する際の様々な使い方を解説します。
特に、Windows、Mac、スマホ(iPhone)、iPadの各端末で画面を共有する方法について説明します。
また、複数人で同時に画面共有することは可能なのか、画面共有ではマウスポインターも反映されるのか、などの疑問にもお答えします。
複数人が同時に画面共有をするのは可能?
Google Meetの会議画面で、複数人が同時に画面共有することは可能です。
下記では、複数人が同時にGoogle Meetで画面共有し、「固定」機能で画面をクローズアップさせる方法を解説します。
こちらはGoogle Meetでのゲスト側の画面です。すでに主催者側から資料(例:米国経済の動向)が共有されています。
ゲストが提示する資料を画面に共有するには、①画面を共有、②共有画面(例:タブ)の順に選択します。
「...さんに代わって、あなたの画面が共有されます」ダイアログボックスが表示されました。
今すぐ共有を押します。
「Chromeタブの共有」ダイアログボックスが表示されました。
①共有したい資料(タブ)を選択し、②共有ボタンを押します。
2つめの資料(例:WTO全体の動向)が相手に共有されました。
主催者側の画面を見てみましょう。ゲストが共有した資料(画面)が大きく画面に映し出されています。
ここで、自分(主催者)が共有していた資料を会議画面に大きく表示させてみましょう。
自分(主催者)が共有していた資料(例:米国経済の動向)をマウスオーバーし、「自分の共有画面をメイン画面に固定します」を選択します。
ゲストが共有していた資料(例:WTO全体の動向)をマウスオーバーし、「メイン画面の...さんの共有画面の固定を解除します」を選択します。
自分(主催者)が共有していた資料(例:米国経済の動向)が大きく会議画面に表示されました。
マウスポインターも画面共有に映る?
マウスポインターも画面共有で映すことができます。
開いているタブもしくはウィンドウの画面でカーソルを動かすと、相手にもカーソルの位置が分かるようになります。
ただし、お使いの環境によっては、マウスポインターを動かすと点滅するなどの不具合が発生する場合がありますので、ご注意ください。
Google Meetの画面共有の使い方
Google Meetの画面共有方法
Google Meetで開いているファイル(例:パワーポイント)を画面共有する方法については、以下をご覧ください。
パソコンで、画面共有したいファイル(例:パワーポイント)を開いた状態にします。
ここでは、主催者側の会議画面で、①...、②ウィンドウの順に選択します。
「アプリケーション ウィンドウの共有」ダイアログボックスが表示されました。①共有したい画面を選択し、②共有ボタンを押します。
ゲストの会議画面を開くと、主催者が共有したパワーポイント資料が画面共有されています。
Macで画面共有する方法
下記では、Macで画面共有をする方法について解説します。
MacでGoogle Chromeを開き、画面共有したい情報のタブを開きます。
ここでは、①画面を共有、②タブの順に選択します。
「Google タブの共有」ダイアログボックスが表示されました。
①共有したいタブ(1 栄養・食生活分科会報告(案))を選択し、②共有ボタンを押します。
開いたタブの情報が相手に共有されました。
Macで画面共有ができない場合
Macでの画面共有については、残念ながらウィンドウ(パワーポイントやPDFファイルを開いた状態)での共有ができません。
Google ドライブなどのオンラインストレージサービスでファイルを保存して開き、タブで共有することは可能ですので、詳しくは上記「Macで画面共有する方法」セクションを参照してください。
スマホ(iPhone)で画面共有する方法
スマホ(iPhone)にインストールしているGoogle Meetアプリで画面共有する方法については、以下のとおりです。
スマホ(iPhone)でのGoogle Meetの会議画面で、...を選択します。
「画面を共有」を選択します。
ブロードキャストを開始を選択します。
画面共有が開始されました。
この時点で、スマホ(iPhone)の画面が相手に共有されていることにご注意ください。
会議画面に戻り、スマホ(iPhone)の画面下から上にスワイプします。
ここでは、iPhoneのホーム画面で、Google Chromeアプリを選択します。
ここでは、共有したい資料(例:欧州)の画面を開きます。
相手(PC)の会議画面では、上図のように映りました。
iPadで画面共有する方法
iPadにインストールしているGoogle Meetアプリで画面共有する方法については、以下のとおりです。
iPadでのGoogle Meetの会議画面で、…を選択します。
「画面を共有」を選択します。
ブロードキャストを開始を選択します。
画面共有が開始されました。
この時点で、iPadの画面が相手に共有されていることにご注意ください。
会議画面に戻り、iPadの画面下から上にスワイプします。
ここでは、iPadのホーム画面で、Safariアプリを選択します。
ここでは、共有したい資料(例:インド)の画面を開きます。
相手(PC)の会議画面では、上図のように映りました。
画面共有時の書き込み
Google Meetには、従来の物理的なホワイトボードと同様に、図や手書き文字など、文字や言葉だけでは伝えきれない情報を表現するためのホワイトボード機能があります。
このホワイトボード機能は、Web上の空間でホストのみ、またはゲストとの双方向での編集が可能です。
Google Meetで画面共有時にホワイトボードに書き込む方法については、以下の記事で解説していますので、ご参照ください。
パワーポイント資料を画面共有する
スライドショーを共有する
Google Meetでパワーポイントのスライドショーを共有するには、まずスライドをスライドショーに設定しましょう。
①スライドショータブ、②現在のスライドからの順に選択します。
パワーポイントのスライドがスライドショーになりました
これをGoogle Meetで共有するには、上記の「Google Meetの画面共有方法」を参照し、その手順に従ってください。
パワーポイント資料を画面共有しつつ発表者ツールを手元で見る
パワーポイントで発表者ツールを使用する場合、Google Meetで発表者ツールの画面が相手に見えてしまうことが気になるかと思います。
そのようなことはありませんので、発表者ツールでメモを入力し、手元で見るようにしましょう。下記では、Google Meetで発表者ツールの画面が相手に見えないことを再現します。
パワーポイントを開いた状態にします。
①画面を共有、②ウィンドウの順に選択します。
「アプリケーション ウィンドウの共有」ダイアログボックスが表示されました。
①パワーポイントのファイル(例:A美容室の経営戦略計画)を選択し、②共有ボタンを押します。
Google Meetで画面が共有されましたので、①スライドショータブ、②現在のスライドからの順に選択します。
パワーポイントがスライドショーになりました。
①画面上で右クリックし、②「発表者ツールを表示」を選択します。
相手の画面を見ると、発表者ツールの画面が表示されていませんでした。
発表者ツールに遠慮なくメモを書き込んで、プレゼンテーションを行ってください。
パワーポイントが動かない
パワーポイントでスライドショーを実行中、左クリックで次に進まない、あるいは動かない場合があります。その場合は、スライドショーの設定を「自動プレゼンテーション」になっている可能性がありますので、「発表者として使用する」に変更してみましょう。
パワーポイントを開き、①スライドショータブ、②スライドショーの設定の順に選択します。
「スライドショーの設定」ダイアログボックスが表示されました。
①「発表者として使用する」を選択し、②OKボタンを押して設定完了です。
パワーポイントのスライドショーが動くかどうかお確かめください。
画面共有時の動画共有
YouTubeを共有する
Google Meetでは、Google Chromeなどのブラウザで再生しているYouTubeのコンテンツを共有することもできます。
Google Meetでの画面共有の方法については、上記「Google Meetの画面共有方法」を参照し、「画面を共有する」で「タブ」を選択し、YouTubeが再生しているタブを指定してください。
DVDを共有する
Google Meetでは、パソコンで再生しているDVDの内容も共有することができます。
Google Meetでの画面共有の方法については、上記「Google Meetの画面共有方法」を参照し、DVDが再生しているウィンドウを選択してください。
動画の音声を共有する
Google Meetで動画を再生すると、音声も相手に共有されます。
動画の音声を相手と共有したいタイミングで、再生ボタンを押してください。
動画共有の音声が聞こえない場合
相手が「音声が聞こえない」と言ってくる場合もあります。
その場合、自分でも動画再生時に音声が流れるかどうかを確認しましょう。元々、動画の音声が流れていない場合もあります。