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Google Meetのコンパニオンモードとは?使い方や解除方法
この記事では、Google Meetのコンパニオンモードの意味とメリットについて説明します。
また、Google Meetのコンパニオンモードの設定方法、使い方(画面共有・チャット・挙手など)、解除方法についても解説します。
Google Meetのコンパニオンモードとは?
コンパニオンモードとは、Google Meetのマイクとスピーカーをオフにし、自分の顔や音声、相手の顔や音声をお互いに共有しない接続方法です。
そのため、コンパニオンモードに設定すると、会議中にお互いの顔を見ることができず、声も双方で聞き取ることができません。
コンパニオンモードにすると、多くのPCが使用される会議室などで、「キーン」「ボーン」といった不快な音(ハウリング)を防ぐことができます。
コンパニオンモードの詳細については、以下を参照してください。
コンパニオンモードを使うメリット
例えば、AとBのPCがあり、AのPCを使って会議室でGoogle Meetの会議を行いながら、BのPCに保存されている資料を同じ会議に参加しているメンバーに画面で共有したい場合があります。
この場合、BのPCをコンパニオンモードで会議に使用すれば、不快な音を出す(ハウリングする)ことなく会議を行うことができます。
AのPCをメイン、BのPCをサブとして位置づけることで、Google Meetの会議を滞りなく進めることができます。
Google Meetのコンパニオンモードを使用する
Google Meetでコンパニオンモードにする方法については、以下をご参照ください。
Google Meetにアクセスし、①会議コードまたはリンクを入力し、②参加を押します。Google カレンダーやメールで招待リンクを主催者から貰っている方は、こちらからアクセスしても構いません。
「コンパニオンモードを使用」を押します。
コンパニオンモードの画面になりました。
相手の会議画面を見ると、左上にコンパニオンモードのアイコン、右下に通知のバナーが表示されます。
Google Meetのコンパニオンモードの使い方
画面共有する
Google Meetのコンパニオンモードでは、以下の手順で相手と画面共有を行うことができます。
Google Chromeでコンパニオンモードが設定されているGoogle Meetの会議画面が開いた状態です。
①画面を共有、②相手に共有したい画面(例:タブ)の順に選択します。
①相手に共有したいタブを選択し、②共有ボタンを押します。
上図は、コンパニオンモードに設定した自分側の会議画面です。
画面共有の状態で表示されています。
また、相手側の会議画面を見ても、自分が行った画面共有がうまくいっていることが確認できました。
チャットを行う
コンパニオンモードに設定中、Google Meetのチャットを使うことができます。
Google Meetのチャットの使い方について知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。
Google Meetのチャットの使い方(チャット履歴など)
アクティビティに参加する
Google Meetのコンパニオンモード設定中、アクティビティを選択すると、例えば以下のような参加可能なアクティビティ一覧が表示されます。
名称 | 説明 |
---|---|
アンケート | 参加者の感想をすばやく把握できます |
ブレイクアウトルーム | 少人数でディスカッションできるようにグループを分割できます |
ホワイトボード | 全員でアイデアを出し合ったり、図で表したりできます |
アンケートをする
Google Meetの会議でコンパニオンモードに設定しても、アンケートに回答することは可能です。詳細は以下を参照してください。
ただし、コンパニオンモードでアンケートを作成できるのは、会議の主催者のみとなりますので、ご注意ください。
こちらは主催者の会議画面です。
①アクティビティ、②アンケートの順に選択します。
アンケートを開始ボタンを押します。
①アンケートの質問を入力します。
ここでは、②③④にそれぞれ「はい」「どちらとも言えない」「いいえ」の選択肢を入力します。
⑤任意ですが、ここでは「回答を匿名で表示する」をオンにします。
⑥保存ボタンを押します。
任意ですが、ここでは①全員に結果を表示するをオンにし、②公開ボタンを押します。
「アンケートを締め切る」ボタンが表示されました。
アンケートが開始されました。
コンパニオンモードに設定しているゲストの会議画面を見てみましょう。
青い丸の通知バッジがついている「アクティビティ」を選択します。
アンケートを選択します。
①アンケートの回答(例:はい)を選択し、②投票ボタンを押します。
投票結果が表示されました。
主催者の投票画面を見ても、投票結果が反映されています。
コンパニオンモードのゲストがアンケートの投票を行うことができました。
ブレイクアウトルームを使う
Google Meetでコンパニオンモード設定中に、ブレイクアウトルームを作成し、チャットを行う方法まで説明します。
主催者の画面で、①アクティビティ、②ブレイクアウトルームの順に選択します。
「ブレイクアウトルームを設定」のペンのアイコンを押します。
①ブレイクアウトルームに参加するメンバーを指定します。メンバーの指定(移動)はドラッグで行うことができます。
②セッションを開くボタンを押します。
「ブレイクアウトルームが進行中です」のメッセージが表示されました。
次に、ブレイクアウトルームに招待されたゲスト(コンパニオンモード設定中)の会議画面を見てみましょう。
「ブレイクアウトルームに参加できます」ダイアログボックスが表示されています。
参加を押します。
ブレイクアウトルームに参加することができました。
ブレイクアウトルーム内でチャットを行うことができました。
ホワイトボードを使う
下記では、Google Meetでコンパニオンモードにしたままホワイトボードを使う方法について解説します。
主催者の会議画面で、①アクティビティ、②ホワイトボードの順に選択します。
新しいホワイトボードを開始ボタンを押します。
「「...-日付(例:2022年9月30日)」へのアクセス権を必要としているユーザーがいます」ダイアログボックスが表示されました。
ここでは、①他のユーザーと共有を選択し、②続行を押します。
Google Jamboardが開きました。
ここでは、フリーハンドで「G Tips」と書いておきます。
コンパニオンモードに設定しているゲストの画面を見てみましょう。
すでに「通話中のメッセージ」が開いているので、自動的に主催者から送られてきたリンクを押します。
Google Jamboardが開きました。
主催者が描いた「G Tips」に加え、「Google Meet」を追記することができました。
挙手する
Google Meetには、参加者が挙手ボタンを押すことで、会議参加者全員に発言の意思を示すことができる機能があります。
この挙手の機能はコンパニオンモードでも使えますので、以下を参照してください。
コンパニオンモードに設定している会議画面で、挙手するボタンを押します。
相手の画面に「○○(例:山田太郎)さんが挙手しています」のメッセージが表示されました。挙手の機能が使えることが分かりました。
Google Meetの挙手の機能についてさらに詳しく知りたい場合は、以下の記事を参照してください。
コンパニオンモードの解除方法
Google Meetで実行中のコンパニオンモードを解除するには、一旦会議を退出し、再度通常のモードで参加する必要があります。
下記では、一度会議を終了し、通常モードで再参加する方法について説明します。
Google Meetでコンパニオンモードになっている会議画面です。
コンパニオンモードを解除するには、通話から退出ボタンを押します。
「ミーティングから退出しました」画面が表示されました。
再参加ボタンを押します。
「参加の準備は整いましたか?」画面が表示されました。
今すぐ参加ボタンを押します。
通常モードで会議に再参加することができました。
結果的に、コンパニオンモードを解除することができました。