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Google Oneのバックアップとは?バックアップに関する情報まとめ
Google Oneのバックアップに関する情報をまとめました。
この記事では、iPhoneやAndroidで今すぐバックアップする方法を説明します。
また、自動バックアップの設定方法やバックアップができない場合の対処法なども解説しています。
Google Oneのバックアップとは?
Google Oneは、すべてのGoogle アカウントに含まれる保存容量を使用して、データをバックアップすることができます。
Google Oneに保存されるデータには、アプリデータ、通話履歴、連絡先、設定、SMSメッセージ、写真と動画、MMSメッセージがあります。
パソコン、Android、iPhone、iPadで保存先が異なります。
パソコンとAndroidの保存先
パソコンとAndroidの場合、Google Oneで保存されるデータは以下があります。
Googleのサーバーにアップロードされます(パソコンは、オペレーティングシステムに応じて異なる保存先にバックアップされます)。
- アプリデータ
- 通話履歴
- 連絡先
- 設定
- SMS メッセージ
- 写真と動画
- MMSメッセージ
iPhoneとiPadの保存先
iPhoneとiPadの場合、Google Oneで保存されるデータとその保存先は以下のとおりです。
- 写真と動画(Google フォト)
- カレンダーの予定(Google カレンダー)
- 電話番号やメールアドレスなどの連絡先(Google コンタクト)
公式は、パソコンとAndroidの場合、以下の場合にバックアップデータ(Google フォトにバックアップしたものを除く)を消去すると発表しています。
- デバイスを57日間使用しなかった場合
- バックアップを無効にした場合
つまり、デバイスを57日間使用しなかった場合またはバックアップを無効にした場合にGoogle フォトに保存されている以外のデータを自動的に削除することを意味します。
削除したい場合は、57日間デバイスを使用しないか、バックアップを無効にしてみてください。
バックアップは必要か?
バックアップしないとどうなる?
データをバックアップしておかないと、いざというときにスマホ内のデータを復元できず、すべてを失うことになります。
連絡先、写真、メッセージ、アプリ、音楽などたくさんのデータがすべて失われる可能性があります。
故障や紛失で初期化をしなければならなくなった場合、バックアップしたデータが必要になります。
保存されているデータを復元することで、故障や不具合が起こる前と同じようにスマホを使用することができるので、日頃からデータのバックアップを取るようにしましょう。
iPhoneで今すぐバックアップする方法
Wi-Fiが近くにあること、バッテリーが充電されていることが前提です。
iPhoneで今すぐバックアップする方法は以下のとおりです。
Google Oneアプリをタップします。
ストレージをタップします。
バックアップの自分の名前のiPhoneをタップします。
①画面を下にスクロールし、②バックアップの設定をタップします。
バックアップする項目(例:連絡先、カレンダー、写真と動画)のスイッチをタップします。
「今すぐバックアップ」ボタンをタップします。
「OK」ボタンをタップします。
前回のバックアップが「たった今」になりました。
iPhoneでバックアップが完了しました。
Androidで今すぐバックアップする方法
iPhoneと同様、Wi-Fiが近くにあること、バッテリーが充電されていることが前提です。
Androidで今すぐバックアップする方法は以下のとおりです。
Google Oneアプリをタップします。
ホーム画面が開いたら、ストレージをタップします。
①画面を下にスクロールし、②「詳細を表示」ボタンをタップします。
「今すぐバックアップ」ボタンをタップします。
Androidでバックアップが完了しました。
バックアップは、端末がアイドル状態(何らかのシステムが利用可能だが、処理が行われていない状態)で2時間以上充電していると、Wi-Fi経由で自動的に実行されます。
今すぐバックアップできない場合
上記の操作を行なっても、バックアップ処理ができない場合があります。
今すぐバックアップできない場合、いくつかの要因が考えられます。
本記事の「バックアップできない場合」セクションをご参照ください。
バックアップされているか確認する
バックアップされたデータを確認することができます。
Androidの設定アプリからバックアップデータを確認する方法を説明します。
設定アプリをタップします。
①画面を下にスクロールし、②Googleを選択します。
バックアップを選択します。
バックアップの画面が開くので、画面を下にスクロールします。
バックアップデータが表示されました。
バックアップされたデータ、バックアップされていないデータの状態を確認できました。
自動バックアップを設定する
自動でバックアップするように設定できるのは、Androidのみです。
設定アプリからバックアップのスイッチをオンにすることで設定可能です。
自動バックアップをしない場合は、スイッチをオフにしてください。
設定アプリをタップします。
①画面を下にスクロールし、②Googleを選択します。
バックアップを選択します。
「ONにする」ボタンをタップします。
スイッチがオンになっていることを確認し、「今すぐバックアップ」ボタンをタップします。
バックアップされた時間が表示され、自動バックアップが設定できました。
バックアップの通知について
Googleからデータのバックアップが必要であることが通知される場合があります。
メールで通知が来るのか、携帯を開いた時に通知が来るのかは明確ではありませんが、通知をクリックすると上記のような画面が表示されます。
通知が来ても、必ずしもやらなければならないわけではないようです。
しかし、データのバックアップをとっておらず、データが保存されていないことが心配な場合は、バックアップをとることをおすすめします。
バックアップを利用した機種変更方法
バックアップされたデータは、機種変更時に利用できます。
Google Oneのバックアップを使用している場合、スマホのデータは自動的に保存されます。
機種変更して、新しい端末でセットアップする場合、Google アカウントと紐付けることで、バックアップデータを復元することができます。
セットアップする際に、Google アカウントにログインすると、保存されているデータを復元する処理が行われます。
バックアップデータの復元については、次のセクションで紹介します。
バックアップデータの復元
機種変更など、バックアップしたデータを復元する必要がある場合があります。
以下の記事では、Google Oneのバックアップデータの復元方法について説明しています。
また、復元できない場合の対処法も紹介しています。
勝手にバックアップされる
Google Oneが勝手にデータをバックアップすることはありません。
Google Oneのバックアップは、パソコン、Android、iPhoneとiPadで手動または自動で設定します。
次の記事では、iPhoneのバックアップ設定を確認する方法について説明しています。
バックアップをオフにする
バックアップの設定を簡単に停止することができます。
バックアップ設定をオフにする方法は設定アプリからと、Androidに標準で入っているGoogle Oneアプリからの2種類があります。
以下の記事の「Androidの場合」セクションでGoogle Oneアプリからバックアップ設定をオフにする方法を説明しています。
バックアップできない場合
バックアップ処理が開始できない、またはバックアップ処理中にエラーが発生することがあります。
スマホの充電もWi-Fi接続もできているのに、バックアップができない場合、いくつかの要因が考えられます。
空き容量が不足している
空き容量が不足しており、バックアップができない場合があります。
まず、Google Oneアプリで空き容量を確認しましょう。
以下の記事の「ストレージを確認する」セクションでは、Google Oneアプリを使用して、現在使用している容量を確認する方法を説明しています。
Google Oneのアプリとは?iPhoneアプリについて
空き容量を確認し、容量が不足している場合はアップグレードしましょう。
アップグレードすると、プランを選び、その分だけ容量を増やすことができます。
Google Oneは、パソコン、Android、iPhone、iPadでアップグレードできます。
手動でバックアップする
Google フォトを使って、写真や動画を手動でバックアップすることができます。
Google フォトの「バックアップと同期」機能を使います。
パソコン(PC)やiPhoneを使って「バックアップと同期」をオンにする方法について説明しています。
Googleドライブを使って、データを手動でバックアップすることができます。
Google フォトと同様に、「バックアップと同期」機能を使います。
次の記事の「Google ドライブとの同期について(Windowsエクスプローラーに表示)」セクションを参照してください。