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スプレッドシートでフィルターがかからない場合

こちらの記事では、スプレッドシートでフィルターがかからない場合の対処法をご紹介します。

フィルターで情報を抽出しようと思ったときに、うまくフィルターがかからないと、ストレスが溜まりますよね。手順を具体的にご紹介しますので、デバイスの操作が苦手な方も安心です。ぜひ参考にしてみてください。

スプレッドシートでフィルターがかからない場合

以下の内容について上から順番に、ご自身のシートを確認してみてください。

空白のセルがある

空白

フィルターをかけた範囲内に、一行丸ごと空白のセルがあった場合は、うまくかからないことがあります。

行単位で空白になっているセルがあった場合は、削除しましょう。

結合されたセルがある

結合

結合されたセルが混在していることによって、フィルターがうまくかかっていないという場合があります。

画面右上部の「セルの結合」アイコンをクリックすることで解除できますので、確認してみてください。

「保護されたセル」がある

保護されたセルには、フィルターは適用されません。そのため、保護されたセルがないかを確認してからフィルターをかけるようにしましょう。

スプレッドシートにおける「保護されたセル」とは、他のユーザーが変更できないようにロックされたセルです。

保護されたセルがあるかどうかは、データタブの「保護されたシートと範囲」を選択すると確認できます。手順は以下の通りです。

データ

画面上部のメニューから「データ」をクリックして、②表示される一覧から「シート範囲を保護」をクリックします。

保護範囲

画面右に保護されているシートと範囲が表示されます。

こちらに項目が表示されていたらクリックして、詳細画面を開きます。

ゴミ箱

こちらの画面が開いたら、「削除」アイコンをクリックします。

削除

「この保護されている範囲を削除してもよろしいですか?」という確認画面が表示されるので、「削除」ボタンをクリックします。

完了

保護されているセルについて、解除が完了しました。再び、フィルターがうまくかかるかどうか、確認してみてください。

フィルターを掛ける位置を間違えている

間違い

そんな初歩的なミスはしない!と思っている方でも、意外とやってしまいがちなミスです。

きちんと、本来フィルターをかけたい範囲を選択の上、進めていきましょう。

途中までしかフィルターが反映されない

フィルターが途中までしか反映されない(データの一部にしか反映されない)という場合は、一度フィルターを解除して、再度設定すると改善するケースが多いです。

フィルターの解除方法については、以下の記事にて詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

スプレッドシートでフィルターを解除(削除)する方法

何らかのアクシデントが発生している

使用しているデバイスや、ブラウザ、もしくはスプレッドシート側に何らかのアクシデントが発生している可能性もあります。以下にて、対処法をご紹介しますので、ここまで紹介している上記の内容を試して、トラブルが改善しない場合にお試しください。

画面を再読み込みする

更新

画面の再読み込み(リロード)は、何らかのアクシデントが起きていると思ったらすぐに行ってみてください。

ブラウザの「更新」アイコンをクリックし、ページを再読み込みして、フィルターがきちんとかかるか確認してみてください。

ブラウザを再起動する

フィルターがかからないなど、スプレッドシート使用中に不具合が起きたら、画面の再読み込みの次に、ブラウザの再起動の操作を行ってみることをおすすめします。

Google Chromeの再起動の操作について、以下の記事にて紹介しています。

Google Chromeの起動・再起動について

デバイスを再起動する

ブラウザを再起動しても、フィルターが正しくかからない場合は、デバイス(パソコン)自体の一度再起動を行ってみるということも、不具合への対策として有効です。

デバイスの再起動を行った後、再度スプレッドシートを開いて、フィルターがうまくかかるか、確認してみてください。

ブラウザをアップデートする

ブラウザをアップデートすることによって、フィルターがうまくかからないという不具合について、解消される可能性があります。

以下の記事にて、Google Chromeのアップデート方法を詳しく紹介しています。

Google Chromeのアップデート(更新)方法