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Google コンタクトの連絡先のインポート方法
こちらの記事では、Google コンタクトの連絡先のインポート方法をご紹介します。
インポート方法を知ることによって、他の連絡先管理サービスからの移行を行うことができます。
インポートに使用するvCardなどのフォーマットや、文字化けの対処方法、各種デバイスのアプリへのインポート方法など、詳しくお伝えします。
vCard(.vcfファイル)とは?
vCard(.vcfファイル)とは、名刺に代わる情報をインターネットを通じて交換するためのファイル形式の規格のことです。
連絡先情報をvCardとして書き出す(エクスポート)ことによって、他の連絡サービスに情報をスムーズに移行できます。
また、連絡先を知らせたいユーザーに対して、自らの連絡先情報をvCardファイルにして共有するということも多いです。
Googleの連絡先にデータをインポートする方法
Googleの連絡先にデータをインポートする手順をご紹介します。
連絡先の画面左に表示される、「インポート」をクリックします。
「連絡先のインポート」画面が表示されるので、「ファイルを選択」ボタンをクリックします。
「開く」ダイアログボックスが開くので、①インポートするためのファイル(vcf、csvなど)を選択し、②「開く」ボタンをクリックします。
再度「連絡先のインポート」画面が表示されるので、「インポート」をクリックします。
以上で連絡先のインポートは完了です。
Googleの連絡先にインポートする際のCSVフォーマットについて
Googleの連絡先にインポートする際のフォーマット(ファイル)は、上記で紹介したvCardだけではありません。
CSVというファイルのフォーマットも利用でき、CSVは多くの情報を一括でインポート、エクスポートする際に利用されます。
CSVファイルを使ったインポート、エクスポートについて具体的に知りたいという方は、以下の記事をご覧ください。
CSVでインポートする際に文字化けする場合
CSVファイルが文字化けする場合は、以下の操作を行うことで正しい表記に戻すことができます。
①CSVファイルを右クリックして、②「プログラムから開く」をクリックし、③「メモ帳」を起動します。
ファイルが開いたら、①画面上の「ファイル」をクリックし、②「名前を付けて保存」をクリックします。
「名前を付けて保存」ダイアログボックスが開くので、①「文字コード」で「ANSI」を選択して、②「保存」ボタンをクリックします。
以上の操作でファイルの文字化けは改善します。保存されたファイルをインポートしてみてください。
Googleの連絡先をiPhoneにインポートする方法
Googleの連絡先をiPhoneにインポートする方法をご紹介します。インポートする連絡先が数件なのであれば、これから紹介する手順を行っていただくことをおすすめします。
しかし、その件数が多く手間がかかるということであれば、iPhoneとGoogleの連絡先を同期することをおすすめします。それにより、簡単な操作でGoogleの連絡先内容をiPhoneで利用できるようになります。
iPhoneとGoogleの連絡先の同期設定について、以下の記事にて詳しく紹介しています。
Google コンタクトの連絡先とiPhoneの連絡先を同期する方法
連絡先情報を一つずつインポートする方法は以下の通りです。まずは、vCard(.vcfファイル)をGoogleの連絡先からエクスポートする必要があるので、その手順については以下の記事をご覧ください。
vCard(.vcfファイル)のエクスポートが完了したら、パソコンのブラウザでiCloud.comにアクセスして、①先ほどiPhoneの連絡先を同期したApple IDを入力し、②「進む」アイコンをクリックします。
①Apple IDのパスワードを入力し、②「進む」アイコンをクリックします。
ログインが出来たら、メニューの一覧が表示されるので、「連絡先」アイコンをクリックします。
①画面左下の「設定」アイコンをクリックし、②「vCardを読み込む」をクリックします。
「開く」ダイアログボックスが開くので、①インポートしたいファイルを選択して、②「開く」ボタンをクリックします。
以上の操作でiCloudの連絡先へのインポートが完了します。この状態で、使用しているiPhoneでiCloudの連絡先を同期すれば、インポートした連絡先がiPhoneで利用可能になります。
iPhoneでiCloudの連絡先を同期する手順については、以下の記事をご覧ください。
Googleの連絡先をAndroidにインポートする方法
Androidデバイスは基本的に、Google アカウントにログインした状態で利用されるデバイスです。
連絡先アプリについても、基本的に端末がログインしているGoogle アカウントの連絡先に同期されます。そのため、現在連絡先を管理しているGoogle アカウントで、連絡先アプリを同期すれば、すべての情報がAndroidデバイスで利用できます。
AndroidデバイスでGoogleの連絡先を同期する方法については、以下の記事にて詳しく紹介しています。
Google コンタクトの連絡先とAndroidスマホの連絡先を同期する
もし、連絡先を管理しているGoogle アカウントから、別のGoogle アカウントにインポートして、移行させたいという場合は、以下の記事の内容をご覧ください。
Googleの連絡先をOutlookにインポートできない場合
Googleの連絡先をOutlookにインポートできないという場合に多いのが、CSVファイルでのインポート時に、項目がうまく反映されないという現象です。
Googleの連絡先からエクスポートしたCSVファイルには、きちんと情報が入っているにもかかわらず、その内容が一部、Outlookに反映できないということがあるようです。
この現象が起こる原因は、Googleの連絡先からエクスポートしたCSVファイルと、Outlookが受け入れられる(インポートできる)CSVファイルの列の順番が異なるという点と、1行目が日本語でないとエラーになるということが挙げられます。
実は、これらの問題を解決する方法は簡単で、まずOutlookから連絡先を一度エクスポートして、Outlookで受け入れられる形式のCSVファイルを用意します。
そのCSVファイルの列の情報に合わせて、Googleの連絡先からエクスポートしたCSVから転記していきます。(列ごとにコピーする)
こうしてできたCSVファイルを再度Outlookにインポートしてみると、問題が解決します。Outlookの連絡先をエクスポート、インポートする操作については、以下の記事にて詳しく紹介しています。
Google コンタクトの連絡先と他サービスの連絡先を同期する
また、Outlookに一度に2,000以上の連絡先情報をインポートしようとするとエラーになるので、2,000以上の連絡先情報がある場合は、2,000以下の数に分けてインポートしましょう。