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iPhone版Google ドキュメントで文字起こしをする方法
この記事では、iPhone版Google ドキュメントアプリで文字起こしをする方法について説明します。
iPhone版Google ドキュメントアプリに文字起こし機能はありませんが、iPhoneのキーボードの標準機能である音声入力を使えば、文字起こしをすることができます。
学校や会社などで文字起こしが必要な際にご活用ください。
iPhone版Google ドキュメントで文字起こしをする方法
文字起こしをする際の基本的な使い方や、実際の使い方例をご紹介します。
基本的な使い方
iPhone版Google ドキュメントアプリで文字起こしをする際は、ファイルを開いてキーボードのマイクアイコンをタップするだけなので、とても簡単です。
下記記事の「スマホアプリから音声入力する(iPhone)」セクションでは、新規ファイルを作成して文字おこしをする方法を説明していますので、さっそく使ってみましょう。
もし上記のようにマイクアイコンが表示されない場合は、音声入力がオフになっている可能性があります。設定を確認しましょう。
iPhoneの設定アプリで音声入力をオンにする方法については、下記記事の「スマホ版で音声入力ができない(iPhone)」セクションをご参照ください。
実際の使い方例
音声でメモ
iPhoneのメモアプリのように、Google ドキュメントアプリに音声でメモを入力することができます。あとでPCのGoogle ドキュメントで編集したい場合などに便利です。
議事録の作成
Google ドキュメントの文字起こしは、議事録作成にも役に立ちます。無料で提供されているテンプレートがありますので、文字起こしの後にテンプレートを使った議事録の作成も可能です。
議事録のテンプレートについては、下記記事の「Google ドキュメントの議事録テンプレート」セクションでPCを例にご紹介しています。
Google ドキュメントの議事録の音声入力とテンプレートについて
また、iPhoneのGoogle ドキュメントアプリでも、テンプレートを利用できます。
Google ドキュメントアプリを開き、「+」アイコンをタップします。
「テンプレートを選択」をタップします。
テンプレート一覧が表示されます。下へスクロールします。
議事録に使えるテンプレートとして、会議メモ(トロピカル、モダンライター、コーラル)があります。
例として、「会議メモ(トロピカル)」を選択します。
選択したテンプレートが表示されます。
ペンアイコンをタップし、編集して議事録を作成します。
インタビューや取材で活用
Google ドキュメントの文字起こしは、インタビューや取材の際にも使えます。人数が多い場合はどうしても精度が下がりますが、1対1のインタビューや取材であれば十分使えます。
ボイスメモの文字起こしはできる?
残念ながら、Google ドキュメントではボイスメモなど音声データや動画の文字起こしはできません。
音声データや動画をバックグラウンドで再生し、マイクアイコンをタップすると音声が一時停止してしまうからです。そのため、再生用と文字起こし用で2台のデバイスが必要になります。
PC(Windows)のGoogle ドキュメントであれば、ステレオミキサーを有効にすることで、音声データや動画の文字起こしをすることが可能です。音声データなどの文字起こしは、PCで行うようにしましょう。
ステレオミキサーの設定方法については、下記記事の「ステレオミキサーで音声入力する」セクションで説明しています。