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Google ドキュメントで音声入力ができない場合

Google ドキュメントで音声入力ができない場合の原因や対処法を、まとめてご紹介します。

PCの場合は使っているブラウザやマイクの設定、またスマホの場合はマイクの設定をまず確認しましょう。

また、音声入力が途中で止まる場合の原因についても説明します。

Google ドキュメントで音声入力ができない場合

Google ドキュメントで音声入力ができない場合の対処法を、トラブル別にご紹介します。

音声入力が途中で止まる

Windowsで音声入力が途中で止まる場合は、以下のことが原因の可能性があります。

沈黙がある

音声の間に沈黙があると、音声入力が終わったとみなされ、音声入力が止まってしまうことがあります。

自分でも気づかないうちに沈黙しているかもしれませんので、音声入力のオンとオフを切り替えながら、音声入力してみましょう。

文章が長すぎる

長文の音声入力

比較的長文でも音声入力できますが、途中で止まった場合は長すぎるのかもしれません。

長い文章の場合も、音声入力のオンとオフを切り替えながら行うようにしましょう。

話す人が複数いる

一人の人が同じ声量で話すのであればいいのですが、複数人で話す場合は、声量もバラバラになります。それが原因となり、音声入力が途中で止まることがあります。

複数人よりも一人の人の方が、音声入力には適しています。

タブを切り替える

Google ドキュメントの音声入力中にタブを切り替えると、音声入力は自動的に停止します。

音声入力をしている間は、そのタブを開いたままにしておきましょう。

録音された音声を使う

直接マイクに話すのではなく、録音した音声を使って入力する場合は、周りの音などの影響で音声が止まってしまう可能性があります。

何度試しても止まってしまう場合は、その部分だけ手入力するなどの対応をしましょう。

音声入力が出てこない(表示されない)

Googleドキュメントエディタヘルプ

Google ドキュメントの音声入力は、Google Chromeでのみ使える機能であることがGoogle ドキュメント エディタ ヘルプに記載されています。

PCでGoogle ドキュメントのメニューバーのツールを選択しても音声入力が出てこない、表示されない場合はお使いのブラウザをご確認ください。

Google Chrome以外のブラウザを使っていた場合は、Google ChromeでGoogle ドキュメントを開き、再度音声入力ができるかお試しください。

Microsoft Edgeでの音声入力の表示

ただし、Microsoft EdgeでGoogle ドキュメントを開いて確認すると、音声入力が表示されました。バージョンアップ等により、利用できるようになったと思われます。

今後もGoogle ドキュメントで音声入力ができるブラウザは増えるかもしれませんが、同じGoogleが提供しているGoogle Chromeを使うのをおすすめします。

Mac

Macで音声入力が出てこない場合も、ブラウザが原因の可能性が高いです。下記記事の「Macで音声入力できない場合」で詳しく説明していますので、ご参照ください。

Google ドキュメントの音声入力の使い方

PCで音声入力ができない

PC(Windows)で音声入力ができない場合の原因と対処法をご紹介します。

利用しているブラウザを確認

この記事の「音声入力が出てこない(表示されない)」でもご紹介していますが、音声入力するには、Google ChromeでGoogle ドキュメントを開く必要があります。

Google ChromeでGoogle ドキュメントを開いているか、念のためご確認ください。

Google ドキュメントのマイクの使用を許可しているか確認

鍵アイコンをクリック

初めて音声入力をする際、マイク使用の許可を求められますが、なんらかの理由で許可されていないのかもしれません。

Google ドキュメントを開き、アドレスバーの左にある「鍵」アイコンをクリックし、「マイク」がオンになっているか確認しましょう。

パソコンのマイクの設定を確認

設定アイコンをクリック

Zoomなどを普段使っている方はマイクがオンになっていると思いますが、そうじゃない方は、PCのマイクの設定を確認しましょう。

Windows 10での手順をご紹介します。①「スタート」アイコン、②「設定」アイコンの順にクリックします。

プライバシーを選択

設定画面が表示されますので、「プライバシー」を選択します。

マイクを選択

プライバシー設定画面が表示されますので、「マイク」を選択します。

このデバイスのマイクへのアクセスをオン

「アプリがマイクにアクセスできるようにする」を確認し、上記のようにオフになっている場合は、①「変更」ボタンをクリックし、②「このデバイスのマイクへのアクセス」をオンにしてください。

スマホ版で音声入力ができない

Google ドキュメントのスマホ版で音声入力できない場合は、マイクの設定を確認しましょう。iPhoneとAndroidそれぞれの確認方法について説明します。

iPhone

一般を選択

設定アプリを開き、「一般」を選択します。

キーボードを選択

「キーボード」を選択します。

スイッチをタップ

「音声入力」がオンになっているかどうか確認しましょう。もしオフになっている場合は、スイッチをタップします。

音声入力を有効にするをタップ

「音声入力を有効にする」をタップします。この後、再度音声入力ができるか、確認してください。

Android

プライバシーを選択

AndroidにはGboardがプリインストールされていますが、音声入力ができるのはAndroid 7.0以降となっています。

設定アプリを開き、下へスクロールし、「プライバシー」を選択します。

マイクへのアクセスを確認

「マイクへのアクセス」がオンになっているかご確認ください。もしオフになっている場合は、タップしてオンにしましょう。