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Google 日本語入力の変換について
Google 日本語入力をご利用の方へ、変換について詳しくご紹介を致します。
変換候補の表示位置や、表示される順番、Google 日本語入力をさらに便利に利用するための設定について、また誤変換などの困ったときの対処方法も、こちらを参考になさってください。
手順を交えて、わかりやすく説明をしていきます。
Google 日本語入力の予測変換について
変換候補の位置を調整する
残念ながら現在、変換候補の位置を自由に調整する方法はありません。
ディスプレイの表示倍率を変えた後に、入力文字と変換候補の位置が重なるなどの不具合が生じる場合は、下記の方法をお試しください。
テキスト サービスの入力言語の切り替え
変換候補の位置がいつもと違う時は、一度IMEの切り替えを行ってみましょう。
Windows + Space キーでIMEの切り替えができます。
一度、Google 日本語入力以外のIMEを選択し、再度Google 日本語入力に切り替えて、不具合が解消されるか確認をしてください。
再起動する
変換候補の表示位置の不具合は、PCの再起動で解消される場合があります。
日本語入力の切り替えを試しても不具合が解消されないときは、再起動を行ってみてください。
Google 日本語入力 レンダラーのタスクの終了
変換候補の位置の不具合は、Google 日本語入力 レンダラーのタスクの終了からも解消が可能です。
Ctrl + Shift + Esc キーで、タスク マネージャーを表示します。
①「プロセス」を選択し、②「Google 日本語入力 レンダラー(32…」を右クリックしてください。
ダイアログボックスが開かれたら、「タスクの終了(E)」を選択します。
これで操作は完了です。不具合が解消されているか確認をしてください。
変換候補の順番を調整する
変換候補の順番を、自分好みに設定したり、調整することは現在できません。
ですが、学習機能を有効にし、よく利用する単語やフレーズを変換候補の一番上へと表示することは可能です。
タスクバーにある「言語」ボタンを右クリックします。
プルアップメニューが開かれたら、「プロパティ」を選択します。
Google 日本語入力 プロパティが開かれたら、①「辞書」を選択し、②「学習機能」をクリックします。
ダイアログボックスが開かれたら、「有効」を選択します。
学習機能が有効になっていることを確認し、「OK」ボタンをクリックします。
これで、学習機能の有効設定が完了です。
予測変換が邪魔なので削除する
予測変換が必要ないという方は、表示が邪魔だと感じるかもしれません。
予測変換を表示させたくない場合は、以下の方法で表示をオフにしてください。
Google 日本語入力 プロパティを開きます。
プロパティの画面を開くまでは、上記の「変換候補の順番を調整する」を参考にしてください。
プロパティの画面が開いたら、①「サジェスト」を選択、②サジェストの種類の「チェックマークボタン」をクリックし、チェックマークを外します。
サジェストの種類にチェックマークがついていないことを確認し、「OK」ボタンをクリックします。
文字をを打ち込んでも、予測変換が表示されなくなりました。
リアルタイム変換をオンにする
リアルタイム変換は、Google 日本語入力の変換エンジンによって、文字入力中にリアルタイムで行われる予測変換のことをいいます。
リアルタイム変換をオンにして、さらに予測変換を便利に活用しましょう。
Google 日本語入力 プロパティを開きます。
サジェストの画面を表示させるまでは、上記した「予測変換が邪魔なので削除する」をご参照ください。
①リアルタイム変換を有効にするの「チェックマークボタン」、②「OK」ボタンと順にクリックします。
これで、リアルタイム変換の設定が完了しました。
再変換機能をオンにする
現在、Google 日本語入力では、デフォルトの状態で再変換機能の利用ができます。
再変換したいテキストを選択して、「変換」キーを押します。
変換候補が表示され、再変換が可能です。
テキストを選択し、変換キーを押しても再変換ができない場合は、プロパティのキー設定を確認してみましょう。
Google 日本語入力 プロパティを開きます。
プロパティの画面を開くまでは、上記の「変換候補の順番を調整する」を参考にしてください。
プロパティが開かれたら、①「一般」を選択し、②キー設定の選択の「編集…」をクリックします。
コマンドに再変換があること、再変換の入力キーも確認しましょう。
コマンドに再変換がない場合は、「編集」をクリックします
プルダウンメニューが開かれたら、「エントリーを追加」を選択します。
Google 日本語入力 キー設定のダイアログボックスが開かれます。
モードの「セル」を3回クリックします。
ダイアログボックスが表示されるので、「モード」(例:直接入力)を選択します。
入力キーの「セル」を3回クリックします
キーバインディング設定のダイアログボックスが開かれるので、①「割り当てるキー(例:変換キー)」をキーボードで入力し、②「OK」ボタンをクリックします。
コマンドの「セル」を3回クリックします。
ダイアログボックスが開かれるので、「再変換」を選択します。
モード、入力キー、コマンドの入力が終わったら、「OK」ボタンをクリックします。
モードで直接入力を選択した場合、Google 日本語入力 キー設定のダイアログボックスが開かれます。
「OK」ボタンをクリックしてください。
Google 日本語入力 プロパティの画面に戻ったら、「OK」ボタンをクリックして、設定が完了です。
再起動を行い、再変換機能を利用できるか確認してください。
勝手に変換されてしまう(入力補助)場合
入力補助は、英字で表示したい単語を、間違ってひらがなで打ち込んだ時、本来表示したい英単語で表示してくれる便利な機能です。
例えば、ひらがなで「ごおgぇ」と打った場合、「Google」と変換してくれます。
このように便利な機能の入力補助ですが、勝手に変換されてしまうと、使いにくさを感じる場合もあるようです。
入力補助が不要なときは、設定を変更してください。
入力補助の設定は、Google 日本語入力 プロパティで変更できます。
プロパティの画面を開くまでは、上記の「変換候補の順番を調整する」を参考にしてください。
プロパティが開かれたら、①「入力補助」を選択し、②解除したい入力補助の「チェックマークボタン」をクリックし、チェックを外します。
設定を確認し、「OK」ボタンをクリックします。
「もしかして」と英単語の候補も表示されますが、勝手に変換はされません。
誤変換する場合
予測変換に、以前間違って入力した単語やテキストが候補として表示されると、誤変換に繋がります。
不要な単語やテキストは、予測変換候補から削除しておきましょう。
不要な予測変換が表示されたら、Ctrl + Del キーを押して、履歴から削除します。
予測変換から、不要な履歴が削除されました。
予測変換以外の誤変換については、下記の「変換がおかしい場合」で説明をしていまので、ご参照ください
変換がおかしい場合
Google 日本語入力を使っていて、変換がおかしい、いつもと違う変換が表示されるなどの場合は、入力履歴の削除や抑制単語の登録を行いましょう。
下記の記事では、手順を追ってわかりやすく説明をしています。
ぜひ、参考になさってください。