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Google Meetとは?ハングアウトやDuoとの違いについて
この記事では、Google Meetとは何かという疑問に答え、Google Duo、ハングアウト、Zoomとの違いについてそれぞれ解説しています。
また、Google Meetの人数制限、画質、面接、ウェビナーなどについても説明します。
Google Meetとは?

Google Meetは、Google社が開発したビデオ通信サービスです。以前は「Google ハングアウト」と呼ばれていました。
機能はZoomと類似していますので、詳しくは「Google MeetとZoomの違い」セクションを参照してください。
Google MeetとGoogle Duoの違い
Google Duoは、 Google社が開発したテレビ電話アプリケーションで、Android、iOS、その他OS(Google Chrome)で利用可能です。
米Google社のWorkspace担当副社長兼ジェネラルマネジャーのハビエル・ソルテロ氏は2022年6月1日(現地時間)、動画/音声チャットアプリケーション「Google Duo」と、Web会議サービス「Google Meet」の統合計画を発表しました。
2022年11月1日現在、Google DuoアプリはApp StoreやGoogle Playから消え、Google Meetに置き換わっています。Google MeetとGoogle Duoの違いについては、以下の表を参照してください。
Google Meet | Google Duo | |
---|---|---|
Google アカウント | 〇(主催者のみ) | × |
最大参加者数 | 500名 | 32名 |
時間制限 | 60分~24時間(プラン・参加人数による) | 無制限 |
ビデオ通話 | 〇 | 〇 |
会議の日時指定 | 〇 | × |
テキストチャット | 〇 | × |
録画 | 〇(有料版のみ) | × |
ライブストリーミング | EnterpriseとEducationでは可能 | × |
スマホでの利用 | アプリが必須 | アプリが必須 |
Google MeetとGoogle ハングアウトの違い
Google Hangoutは、Googleが提供していた統合メッセージングサービスです。
Googleは、米国時間2020年10月15日にGoogle ハングアウトをGoogle チャットに移行する計画を発表しました。
Google MeetとGoogle ハングアウトの違いには、以下のようなものがあります。
Google Meet | Google ハングアウト | |
---|---|---|
Googleアカウント | 主催者のみ | 主催者および参加者 |
最大参加者数 | 500名 | 25名 |
時間制限 | 60分~24時間(プラン・参加人数による) | なし |
会議の日時指定 | 〇 | × |
テキストチャット | 〇 | ウェブブラウザのみで可能 |
録画 | 〇(有料版のみ) | × |
ライブストリーミング | EnterpriseとEducationでは可能 | × |
スマホでの利用 | アプリが必須 | アプリが必須 |
Google MeetとZoomの違い

上図の左はGoogle Meetの画面で、上図の右はZoomの画面です。
Zoomは、米国のZoomビデオコミュニケーションズ社が開発・提供しているWeb会議ツールで、無料版と有料版があります。
日本でのシェアは、Google Meetが3.73%、Zoomが76.76%となっています(2022年)。詳しくは、以下の記事を参照してください。
Google Meetの有料版と無料版の違い
Google Meetには有料版と無料版があり、有料版の方が無料版より機能が充実しています。
Google Meetの有料版と無料版の違いについて詳しく知りたい場合、以下の記事を参照してください。
Google Meetの人数制限
Google Meetでは、Google Workspaceなど契約しているプランによっては人数制限が変わってきます。
Google Meetの人数制限については、以下の記事で解説しています。
Google Meetの画質について
画質が悪い?

相手から「あなたの画質が悪い」と言われた場合は、画質が低く設定されていることが原因である可能性があります。
低解像度から高解像度への設定方法は、以下のセクションをご覧ください。
画質の設定方法
下記では、「設定」画面で低解像度から高解像度にする方法について解説します。

会議画面を開いた状態で、①...、②設定の順に選択します。

「設定」ダイアログボックスが表示されました。
①動画タブ、②現在の解像度(例:低解像度(180p))の順に選択します。
③高解像度を選択します。

×ボタンを押します。

相手が見ている画面が高解像度になりました。
スマホで画質を設定する
2022年11月1日現在、スマホ(iPhone)のGoogle Meetアプリで画質を調整する方法はありません。
ただし、「暗い場所では映像の露出を調整」をオンにすることはできます。今回は、その方法について解説します。

スマホ(iPhone)を開き、...を選択します。

設定を選択します。

「暗い場所では映像の露出を調整」をオンにして完了です。
iPadで画質を設定する
2022年11月1日現在、iPadのGoogle Meetアプリで画質を調整する方法はありません。
ただし、「暗い場所では映像の露出を調整」をオンにすることはできます。今回は、その方法について解説します。

iPadを開き、...を選択します。

設定を選択します。

「暗い場所では映像の露出を調整」をオンにして完了です。
Google Meetで面接する
Google Meetで初めて面接を受けるとき、どんなことに気をつければいいのかわからないかもしれません。
以下の記事では、Google Meetでの面接の進め方や注意点について解説していますので、どうぞ参照してください。
Google Meetでウェビナーを開催する方法
ウェビナーとは、インターネットで配信するセミナーのことを指します。
主催者が参加者に対してGoogle Meetに招待し、セミナーを開くことは可能です。
主催者が参加者に対してGoogle Meetに招待する方法については、以下の記事の「Google カレンダーのスケジュールで会議を作成し招待する」セクションを参照してください。
Google Meetの会議の招待方法(招待メールの送り方など)
また、Google Meetでのセミナー資料の画面共有については、以下の記事もご参照ください。
Google ドライブのドキュメント・スプレッドシート・スライドからMeetに参加する
Googleドライブにあるドキュメント、スプレッドシート、スライドファイルからGoogle Meetに参加し、画面を共有することができます。
以下では、Google Meetの会議に参加し、スプレッドシートから画面を共有する方法をご紹介します。

Google Meetで共有したいスプレッドシートのファイルを開き、①Google Meetのアイコン、②新しいミーティングを開始の順に選択します。

「共有する内容を選択」ダイアログボックスが表示されました。
ここでは、①Chromeタブ、②スプレッドシート(例:季節調整値)の順に選択し、③共有ボタンを押します。

リンクをコピーするアイコンを選択します。
リンクをコピーしたら、メールやチャットなどで会議したい相手に送りましょう。

Google Meetで会議の相手と通話が開始されました。

通話の相手の会議画面を見てみましょう。
スプレッドシートファイルの画面が、共有状態になっています。