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Googleの検索候補の仕組み
こちらの記事では、Googleの検索候補の仕組みについてご紹介します。
Googleはさまざまな情報から、ユーザーがより便利に利用できるように機能をアップデートしています。
そのアップデートされている機能の一つである、検索候補の表示について、詳しくお伝えします。
Googleの検索候補の仕組み
Googleの検索候補とは、「オートコンプリート」という機能です。
「オートコンプリート」は、Googleの検索窓に、検索したいワードを入力したときに、その先に入力されるワードの予測候補です。途中まで入力したワードにまつわる検索候補が表示されるので、検索したいワードがあいまいなときなどに非常に便利です。
このオートコンプリート機能に表示される候補は、Google側が得ている以下の情報をもとに表示される仕組みになっています。
- クエリ(検索ワード)の言語
- クエリが実行される場所(位置情報)
- クエリで注目を集めている関心事
- ユーザーの過去の検索
これらの情報から、検索しているユーザーに対して、検索候補を表示しています。
シンプルにお伝えすると、「その場所で、入力されたワードに対して多く検索されていること、タイムリーに検索されていることを、候補として表示してくれる」ということになります。
Googleはユーザーに、より便利に使用してもらうことで、収益を上げている企業です。そのため、今後このオートコンプリート機能(検索候補)もどんどん精度が上がり、活用しやすくなってくると考えられます。
クエリ(検索ワード)の言語
Googleの地域の設定によって、同じ検索ワードでも表示されるオートコンプリートの候補は異なります。
上記の画像は、上が地域設定が日本語の場合で、下が英語の場合です。同じ「asa」というワードを入力したときに表示されるオートコンプリートの候補が異なるのが分かります。
Googleの地域の設定変更方法は以下の通りです。
Googleを開き、①画面右下の「設定」をクリックし、②表示されるメニューから「検索設定」をクリックします。
設定画面が表示されるので、「地域の設定」で①「現在の地域」もしくは意図する地域を選択(日本など)し、②「保存」ボタンをクリックします。
以上で、地域の設定は完了です。
意図した地域に基づいた検索候補が表示されるか、確認してみてください。
クエリが実行される場所(位置情報)
検索が行われているデバイスの位置情報によって、表示されるオートコンプリートの候補が変わります。
例えば、北海道で「ラーメン屋」と検索すると、札幌など北海道の都市のラーメン屋を探すような検索ワードが表示されます。
地元のスポットを探すときはもちろんですが、旅行先で訪れる場所を現地で調べるときなどにも便利です。
クエリで注目を集めている関心事
Googleのオートコンプリートの候補には、現在多く検索されているトレンドのワードが、優先的に表示される場合があります。
例えば、「横浜」と入力すると、今話題の俳優さんの名前が表示されたり、多くの方が気になるであろう「天気」などが混ざって表示されます。
話題になっていることを調べたい、というニーズに応えるため、このような仕様になっていると考えられます。
ユーザーの過去の検索
これはGoogle アカウント、もしくはブラウザに保存されている情報が、オートコンプリートの候補として表示されます。
私が過去に検索した、「横浜」「神奈川」というワードが、検索窓にカーソルを合わせて入力しようとしただけで表示されます。
ちなみに、こうした検索ワードを表示させないようにする方法は、検索候補にマウスオンすることで表示される「削除」をクリックすることで、削除可能です。
表示される過去の検索情報を、まとめて一気に削除したい場合は以下の記事にて紹介している内容を行ってみてください。
パソコン、スマートフォンでの削除方法や、復元方法、ツールバーやウィジェットの履歴の削除方法など、さまざまな情報をご紹介しています。