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Google Meetの有料版と無料版の違い
この記事では、Google Meetの有料版と無料版の違い(時間制限や料金プランなど)について説明します。
また、Google Meetは通話料がかかるのかという疑問にお答えし、Google Meetでアニメーションのアバターを無料で利用する方法を解説します。
Google Meetの有料版と無料版の違い
無料版について
過去に実施したGoogle Meet(無料)の時間制限と延長について
Googleは当初、無料のGoogle Meetユーザーが設定できる会議時間を2020年9月30日まで無制限に提供していましたが、このサービスを2021年3月31日まで延長すると発表しました。
2022年10月27日時点での無料版の時間制限については、以下のセクションを参照してください。
無料版の時間制限
2021年7月より、無料版では1対1(2名)の場合は24時間まで、3名以上の場合は60分まで無料で会議ができるようになります。
会議の時間制限を延長するには、主催者がGoogle Workspaceなどの有料プランに加入する必要があります。詳しくは、以下の記事を参照してください。
Google Meetの無料期間はいつまで?
2022年10月27日現在、Google Meetの無料版が終了する時期は決まっていません。
ただし、無料版の終了時期については、今後状況が変わる可能性がありますので、適宜、Googleの案内をご確認ください。
ブレイクアウトルームは無料でも利用できる?
ブレイクアウトルームとは、Google Meetに参加しているメンバーを小グループに分け、別々の会議を行うことができる機能です。
このブレイクアウトルームを利用するには、以下のGoogle Workspaceエディション(有料版)を契約する必要があります。
- Essentials
- Business Standard
- Business Plus
- Enterprise Starter
- Enterprise Essentials
- Enterprise Standard
- Enterprise Plus
- Education Plus
- Teaching and Learning Upgrade
- Workspace Business
- Nonprofits
- Workspace Individual
Google Meetの有料版のお申し込みを検討されている場合は、以下の記事をご参照ください。
Google Meetでブレイクアウトルームを作成する方法について知りたい場合は、以下の記事の「ブレイクアウトルームを使う」セクションを参照してください。
Google Meetのコンパニオンモードとは?使い方や解除方法
有料版について
有料版の料金プラン(料金表)について
Google Workspaceの有料版を契約する場合、料金はどのくらいかかるのか気になるところです。
Google Workspace エディションについてはGoogle Workspace 料金、Google Workspace IndividualについてはGoogle Workspace Individual プラン、Google Workspace for Educationについては教育機関に適した Google Workspace for Education のエディションを選択するにアクセスして、料金の一覧表をご確認ください。
個人の有料版について
ビジネス利用前提の個人事業主・フリーランスを対象としたプランをお探しの場合、Google Workspace Individualでお申込みが可能です。
Google Workspace Individualは、Google Meetで、例えば以下のような機能を利用することができます。
- 大人数の同時通話(24時間)
- ノイズキャンセリング機能
- 録画機能
- ブレイクアウトセッション機能(主催者)
- 挙手機能
- アンケート機能
有料版の支払い方法
Google社への直接支払いの場合、日本ではクレジットカードまたはデビットカードのみ利用可能です(2022年10月27日現在)。
Google社に直接支払わない場合は、代理店と契約する必要がありますが、請求書払いが可能なため、契約内容により銀行口座への振込や口座からの自動引き落としなど、様々な支払方法を利用することが可能です。
有料版の時間制限
有料版(Google WorkspaceやGoogle Workspace for Education)では、どのプランも時間制限は24時間ですが、プランにより人数制限が異なります。
詳しくは、以下の記事で紹介している有料プランの一覧表をご覧ください。
Google Meetは通話料はかかる?
Google Meetに電話で参加する場合、通話料がかかることがあります。
その場合、携帯電話会社から1分ごとの通話料、長距離通話料、データ通信料が請求される可能性があります。
通話料は携帯電話会社のご契約プランによって異なります。例えば、通話料が30秒22円(税込)の場合、30分の通話で1,320円(税込)となります。
Google Meetで使えるアバター無料ツールのご紹介
Google Meetでは、アバターと呼ばれる自分の分身のアニメーションを使って相手と会議を行うことができます。
下記では、「Screen Capture Virtual Camera」と呼ばれる拡張機能をインストールし、「Kalidoface」のサイトでアバターをGoogle Meetと共有して会議で使用する方法(無料)について解説します。
Screen Capture Virtual Cameraをインストールする
KalidofaceのキャラクターをGoogle Meetで使うには、先に「Screen Capture Virtual Camera」の拡張機能をインストールする必要があります。
下記では、「Screen Capture Virtual Camera」の拡張機能をインストールする方法について説明します。
chrome ウェブストアのScreen Capture Virtual Cameraを開き、chromeに追加ボタンを押します。
「「Screen Capture Virtual Camera」を追加しますか?」ダイアログボックスが表示されました。
拡張機能を追加ボタンを押します。
Google Chromeの拡張機能を選択すると、「Screen Capture Virtual Camera」が表示されました。インストールが完了したことを確認できました。
Kalidofaceでキャラクターを選ぶ
Kalidofaceとは、ブラウザ(Google Chromeなど)で自分の動きに合わせて3Dモデルが動かせる、モーションキャプチャサービスのことです。
Kalidofaceは、3Dや2Dのキャラクター(アバター)の選択が可能で、VTuberのような体験をすることができるサービスです。以下では、Kalidofaceでキャラクターを選ぶ方法について解説します。
Kalidofaceにアクセスし、Charactersを選択します。
ここでは、①Live2D、②白い猫の順に選択します。
Google Chromeで開いているこのタブを閉じずに、開いたまま次の手順に進んでください。
Google Meetでアバターを設定する
Google MeetでKalidofaceを使ってアバターを設定する方法については、以下をご参照ください。
Google Meetの会議画面を開きます。
①...、②設定の順に選択します。
「設定」ダイアログボックスが表示されました。
①動画タブ、②現在使用しているカメラ(例:Surface Camera Front)、③「Screen Capture Virtual Camera」の順に選択します。
「共有する内容を選択」ダイアログボックスが表示されました。
ここでは、①Chromeタブ、②Kalidoface – Live2D Face Trackingの順に選択し、③共有ボタンを押します。
相手の画面を見てみましょう。
自分の動きに合わせて白い猫が笑ったり、体を動かしたりしてくれます。