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初心者のためのGoogle Chromeの使い方
Google Chromeでできることはたくさんありますが、初心者の方のためにGoogle Chromeの便利な使い方を厳選してご紹介します。
デバイス別(パソコン、スマホ)にブックマークなどの基本的な使い方から、Zoom for Google Chromeなど拡張機能の使い方まで詳しく説明します。
自分が使いやすいように、Google Chromeをカスタマイズしてみましょう。
パソコン版のGoogle Chromeの使い方
パソコン版のGoogle Chromeには、便利な機能がたくさんあります。その中でも初心者の方におすすめのGoogle Chromeの使い方を、WindowsとMacそれぞれご紹介します。
Windows
ブックマークの追加
よく見るサイトは、ブックマークに追加しましょう。ワンクリックでそのサイトを開けます。
Google Chromeにブックマークを追加する、ブックマークフォルダを作成するなどブックマークの編集方法については、下記記事でご紹介しています。
また、Microsoft Edgeなど他のブラウザからブックマークを移行することも可能です。
タブの設定
Google Chromeのタブは、色を変更したり、固定したりなどアレンジが可能です。また、誤ってタブを閉じてしまっても、簡単に復元できます。
タブの設定に関する情報は、下記記事で詳しくご紹介しています。検索結果を新しいタブで開く方法もご紹介していますので、ご参照ください
パスワードの保存
Google Chromeではパスワードの保存もでき、確認や削除などパスワードの管理も可能です。
また、安全性の高いパスワードの自動生成もできますので、自分で複雑なパスワードを考える必要はありません。
Google Chromeのパスワードに関する詳しい情報は、下記記事で詳しく説明していますのでご参照ください。
同期設定
Google ChromeにGoogle アカウントでログインし、同期をオンに設定しましょう。そうすることで、スマホなど他のデバイスでも同じブックマークやパスワードを使えるようになります。
Google Chromeの同期に関する情報は、下記記事で詳しく説明しています。同期データは選択できますので、ブックマークだけ同期するなど自分の好きなように設定可能です。また、いつでも同期のオンとオフの切り替えができます。
Google Chromeの同期とは?アカウント同期についての設定まとめ
シークレットモードの起動
会社やご家庭でパソコンを共有して使っている方は、シークレットモードの利用をおすすめします。シークレットモードを起動すると、閲覧履歴などのデータがGoogle Chromeに保存されませんので、他の人に知られることはありません。
ただし、注意点もありますので、シークレットモードについては下記記事をご参照ください。
Mac
Mac版Google ChromeとWindows版Google Chromeでは、機能や操作方法に大きな違いはありません。
Mac版Google Chromeを使用する際も、Windows版と同じ方法や手順で使用することが出来ます。
Mac版Google Chromeの使い方については、上記「Windows」セクションをご参照ください。
下の表ではMac版のGoogle Chromeで使用できるショートカットキーをご紹介しています。Google Chromeに慣れてきたらショートカットキーを使っての操作にもチャレンジしてみましょう。
Google Chromeの機能 | Mac版ショートカットキー |
---|---|
ブックマークに追加 | command + D |
タブを閉じる | command + W |
タブを全て閉じる | shift + command + W |
前のページに戻る | command + [ |
次のページに進む | command + ] |
スマホ版のGoogle Chromeの使い方
iPhoneとAndroid、それぞれのGoogle Chromeアプリの使い方の中から、覚えておくと便利な機能をご紹介します。
iPhone
ブックマークの追加
ブックマークの追加は、パソコンだけではなくiPhoneでもできます。
iPhoneでブックマークを追加する方法は、下記記事の「Google Chromeのブックマークを追加する方法(iPhone)」でご紹介しています。同期設定することで、パソコンでも見れます。
リーディングリストの追加
ブックマークに追加するほどいつも見るわけではないけど、時間がある時に見たいサイトは、リーディングリスト(後で読むためのWebページを保存しているリスト)への追加が便利です。
iPhoneでのリーディングリストへの追加方法は、下記記事の「リーディングリストに追加する(iPhone)」で説明しています。オフライン時でも読むことができるので、ぜひお試しください。
複数のタブを開く
iPhoneのGoogle Chromeアプリでは、タブをいくつでも簡単に開くことが可能です。
Google Chromeアプリを開き、「+」をタップします。現在開いているタブの数は「1」と表示されています。
開いているタブの数が「2」になりました。
タブは好きなだけ開くことができるので、上記のように10個のタブを開くこともできます。
開いているタブを表示するには「□」をタップします。
開いているタブが表示されます。
タブを閉じるには「×」をタップしますが、開いているタブが多く、まとめて一括で閉じたい場合は「編集」をタップします。
「すべてのタブを閉じる」を選択します。
開いていたタブをすべて閉じました。
再度タブを開くには、「+」をタップします。
Android
ブックマークの追加
AndroidのGoogle Chromeアプリでも、パソコンと同じようにブックマークを追加することができます。
ブックマークを追加する手順については、下記記事の「Google Chromeのブックマークを追加する方法(Android)」でご紹介していますので、ご参照ください。
なお、Androidではリーディングリスト(後で読むためのWebページを保存しているリスト)への追加はできませんが、表示することは可能です。
表示方法は、下記記事の「リーディングリストに追加する(Android)をご覧ください。
複数のタブを開く
AndroidのGoogle Chromeでも、パソコンのように何個でもタブを開くことができます。
Google Chromeアプリを開き、「︙」をタップします。現在開いているタブの数は「1」と表示されています。
メニューが開きますので、「新しいタブ」を選択します。
開いているタブの数が「2」になりました。
タブは好きなだけ開くことができるので、上記のように15個のタブを開くこともできます。
開いているタブを表示するには「□」をタップします。
開いているタブが表示されます。
タブを閉じるには「×」をタップしますが、開いているタブが多く、まとめて一括で閉じたい場合は「︙」をタップします。
「すべてのタブを閉じる」を選択します。
「タブをすべて閉じますか?」ダイアログボックスが表示されますので、「すべてのタブを閉じる」ボタンをタップします。
開いていたタブをすべて閉じました。
再度タブを開くには「+」をタップします。
Google Chromeをテレビで見る方法
Googleから販売されているストリーミングデバイス「Chromecast」を使えば、パソコンのGoogle Chromeのタブをキャストして、テレビで見ることができます。
Chromecastを使ってGoogle Chromeの画面をテレビで見る手順については、下記記事でご紹介していますので、ご参照ください。
Google Chromeを使ってメールする方法
Googleが提供しているメールサービス「Gmail」を使っている方は、Google Chromeから簡単にアクセスしてメールすることができます。
Google Chromeを開き、①「アプリランチャー」アイコンをクリックし、②「Gmail」を選択します。
Gmailの受信トレイが表示されます。
さらにアクセスしやすくするために、ブックマークバーに追加しましょう。アドレスバーの「☆」をクリックします。
「ブックマークを追加しました」ダイアログボックスが表示されますので、必要に応じて①「名前」を変更し、②「ブックマークバー」を選択し、③「完了」ボタンをクリックします。
ブックマークバーにGmailが追加されました。これで、Google Chromeを開くとすぐにGmailにアクセスできます。
さらに、上記のように、デスクトップにGmailのショートカットアイコンを作成することも可能です。
ショートカットアイコンの作成方法は、下記記事の「ショートカットリンク(URL)を作成する」の「Google Chromeの設定で作成する」をご参照ください。
デスクトップにGoogle Chromeのショートカットアイコンを作成する
Zoom for Google Chromeの使い方
Google Chromeの画面のズーム倍率を自由に設定できる拡張機能「Zoom for Google Chrome」のインストールから使い方まで説明します。
Chrome ウェブストアへアクセスし、「Chromeに追加」ボタンをクリックします。
『「Zoom for Google Chrome」を追加しますか?』ダイアログボックスが表示されますので、「拡張機能を追加」をクリックします。
Zoom for Google Chromeが新しいタブで開きます。英語表記になっていますので、必要に応じて「日本語」を選択します。
日本語表記になりました。
「Z」アイコンをツールバーに固定するには、①「拡張機能」アイコンをクリックします。インストール済みの拡張機能が表示されますので、②「Zoom for Google Chrome」の右にある「固定」アイコンをクリックします。
「Z」アイコンが表示されるようになりました。
実際に使う際は、①「Z」アイコンをクリックします。
スライダーが表示されますので、現在開いているWebページを拡大するには右にドラッグ、縮小するには左にドラッグします。
例として、②右にドラッグして拡大します。
「136」に合わせると、上記のように表示されます。1%単位での拡大・縮小が可能です。
「Reset」をクリックするとデフォルトに戻ります。「+」をクリックすると10%単位で拡大、「-」をクリックすると10%単位で縮小できます。
Screen Recorder for Google Chromeの使い方
パソコンの画面を録画できる拡張機能「Screen Recorder for Google Chrome(日本語表記では「Google Chrome用スクリーンレコーダー」)」のインストールから使い方まで説明します。
Chrome ウェブストアへアクセスし、「Chromeに追加」ボタンをクリックします。
『「Google Chrome用スクリーンレコーダー」を追加しますか?』ダイアログボックスが表示されますので、「拡張機能を追加」をクリックします。
Screen Recorderが新しいタブで開きます。英語表記になっていますので、必要に応じて「日本語」を選択します。
日本語表記になりました。
「Google Chrome用スクリーンレコーダー」のアイコンをツールバーに固定するには、①「拡張機能」アイコンをクリックします。インストール済みの拡張機能が表示されますので、②「Google Chrome用スクリーンレコーダー」の右にある「固定」アイコンをクリックします。
「Google Chrome用スクリーンレコーダー」のアイコンが表示されるようになりました。
実際に使うには、録画する画面を開き、「Google Chrome用スクリーンレコーダー」のアイコンをクリックします。
新しいタブに「Screen Recorder for Google Chrome」が表示されますので、「キャプチャ画面」ボタンをクリックします。
「共有する内容を選択」ダイアログボックスが表示されますので、①「画面全体」「ウィンドウ」「Chrome タブ」の中から録画する範囲、②「録画する画面」を順に選択し、録音する場合は③「タブの音声を共有する」にチェックマークを入れ、④「共有」ボタンをクリックします。
例として、①「Chrome タブ」、②「月間予算」を選択します。
録画が開始します。終了する際は「共有を停止」ボタンをクリックします。
「Screen Recorder for Google Chrome」のタブに戻り、「キャプチャを停止」ボタンをクリックします。
下へスクロールし、「コンピュータにダウンロードする」ボタンをクリックします。
録画した動画は、WEBMファイルとしてダウンロードされます。
このダウンロードしたファイルをGoogle ドライブでアップロードし、保存することも可能です。
Google Chrome Developer Toolsの使い方(中級者向け以上)
パソコンのGoogle Chromeには、「デベロッパーツール(Google Chrome Developer Tools)」があります。
中級者向け以上とはなりますが、ページ表示速度を見たり、エラーを確認するなどさまざまなことができます。
ここでは比較的簡単なデベロッパーツールの使い方として、Webサイトがスマホやタブレットでどのように表示されるのか、PCのGoogle Chromeでシミュレーションする方法をご紹介します。
お好きなWebサイトを開き、①「︙」をクリックし、②「その他のツール」、③「デベロッパーツール」の順に選択します。
ショートカットキー「Ctrl+Shift+I」または「F12」(「Fnキー」がある場合は、「Fnキー」+「F12」)でも可能です。
画面右側にデベロッパーツールが起動しますので、「デバイス」アイコンをクリックします。
①「Dimensions;Responsive」をクリックし、②「デバイス」を選択します。表示したいデバイスが表示されていない場合は「Edit…」を選択すると、他のデバイスをプルダウンメニューに追加できます。
例として「Pixel 5」を選択します。
「Pixel 5」でのWebサイトが表示されます。
同じように「iPad Air」を選択すると、上記のように表示されます。
Webサイトのサイズを元に戻すには、再度「デバイス」アイコンをクリックします。
Webサイトのサイズが元に戻りました。
デベロッパーツールを終了するには、起動した時と同じように①「︙」をクリックし、②「その他のツール」、③「デベロッパーツール」の順に選択します。
ショートカットキーやファンクションキーを使う場合も同じです。
元の画面に戻ります。