- 公開日:
Google ドキュメントの手書き入力について
この記事では、Google ドキュメントの手書き入力についての情報をまとめてご紹介します。
Google ドキュメントでは、入力ツールで手書き入力を選択することができます。ただし、デバイスによっては使用できません。
また、手書きのメモの書きこみはできるのか、また手書き入力する際にペンの種類を選択することはできるのかについても説明します。
Google ドキュメントで手書きのメモを書きこみできる?
Google ドキュメントでは、直接手書きのメモを書きこむことはできませんが、図形描画機能を使って手書きのメモを画像として挿入することができます。
図形描画機能を使うには、PCのGoogle ドキュメントでファイルを開き、手書きのメモを挿入する位置にカーソルを合わせます。
①「挿入」タブ、②「描画」、③「+新規」の順に選択します。
「図形描画」画面が表示されますので、①「▼(線を選択)」をクリックし、②「フリーハンド」を選択します。
①手書きのメモを作成し、②「保存して終了」ボタンをクリックします。
作成した手書きメモが、画像としてファイルに挿入されました。
Google ドキュメントで手書き入力する方法
PC(Windows)のGoogle ドキュメントで、手書き入力する方法をご紹介します。
ファイルを開き、①「︙」をクリックし、②「▼(入力ツールを選択)」、③「🖊 日本語」の順に選択します。
手書き入力画面が表示されますので、マウスなどを使って手書きで文字を入力します。
入力した文字の候補が表示されますので、正しい文字を選択します。
ファイルに手書き入力した文字が表示されます。
iPadでGoogle ドキュメントに手書き入力する
手書き入力は、現時点ではPCのGoogle ドキュメントでのみ使用できます。残念ながら、iPadのGoogle ドキュメントアプリで手書き入力することはできません。
また、Googleがサービスを提供している文字入力アプリ「Gboard」では手書き入力に対応していますが、iPadのGboardアプリでは使えません。Androidデバイスのみ手書き入力ができるようになっています。
手書き入力のペンの種類
PCのGoogle ドキュメントでは、図形描画画面を使ってフリーハンドの線を使って手書きすることができます。手書きの線は、色や太さを変更することはできますが、特にペンの種類はありません。
Google ドキュメントで手書き入力できない場合
Google ドキュメントで手書き入力ができるのは、PCでのみとなっています。Google ドキュメントアプリでは現時点で対応しておらず、スマホでは手書き入力ができません。
ただし、AndroidデバイスではGboardアプリを使って手書き入力することが可能です。
Gboardアプリで手書き入力する方法については、下記記事の「AndroidのGboardで手書き入力をする方法」セクションをご参照ください。
Gmailアプリを例に説明していますが、Google ドキュメントアプリでも手書き入力を使うことができます。
Google ドキュメントに手書きのサインをする
Google ドキュメントに手書きのサインをする方法として、2つの方法をご紹介します。
図形描画機能を使う
Google ドキュメントの図形描画機能を使って手書きのサインを作成し、それを画像としてファイルに挿入することが可能です。
その方法については、この記事の「Google ドキュメントで手書きのメモを書きこみできる?」セクションでご紹介していますので、ご参照ください。
アドオン(拡張機能)を使う
Google ドキュメントにアドオン「Dropbox Sign(以前の名称はHelloSign)」を追加し、手書きのサインをする方法をご紹介します。ただし、無料で手書きのサインを入力できるのは、月3回までとなっています。
PCのGoogle ドキュメントで手書きのサインをするファイルを開き、①「拡張機能」タブ、②「アドオン」、③「アドオンを取得」の順に選択します。今回の例では、Google Chromeブラウザを使用しています。
「Google Workspace Marketplace」が表示されますので、①アプリを検索入力欄に「Dropbox」と入力し、②「Dropbox Sign(fka as HelloSign) for Google Docs」を選択します。
検索結果が表示されますので、「Dropbox Sign(fka as HelloSign) for Google Docs」を選択します。
「インストール」ボタンをクリックします。
「インストールの準備」ダイアログボックスが表示されますので、内容を確認し、「続行」をクリックします。
「アカウントの選択」画面が表示されますので、アドオンをインストールするアカウント(Google ドキュメントで使用しているアカウント)」を選択します。
「Dropbox SignがGoogle アカウントへのアクセスをリクエストしています」と表示されますので、内容を確認します。
記載されている内容をすべて確認後、「許可」をクリックします。
「Thanks for installing Dropbox Sign for Google Docs」ダイアログボックスが表示されますので、①チェックマークを入れ、②「Sign up」ボタンをクリックします。
「Dropbox Sign (fka as HelloS... をインストールしました。」ダイアログボックスが表示されますので、「完了」をクリックします。
「Google Workspace Marketplace」に戻ります。「アンインストール」ボタンが表示され、インストール完了となります。概要を確認するため、下へスクロールします。
「もっと読む」をクリックします。
「Send up to 3 documents each month for free.」と記載されているため、無料で使えるのは毎月3件のドキュメントまでとなります。
「✕」をクリックします。
自分の手書きのサインをする場合は、「Self‐sign」ボタンをクリックします。「Send for Signeture」は、他の方にサインをしてもらう場合に使えます。
「Draw new signature」ボタンをクリックします。
手書きのサインの入力画面が表示されますので、①手書きでサインを入力し、②「Continue」ボタンをクリックします。
手書きしたサインがサイドバーに移動し、「To use your signature, drag and drop it from the sidebar onto the document.(署名を使用するには、サイドバーからドキュメント上に手書きのサインをドラッグ&ドロップしてください)」と表示されますので、「Okay, got it!」ボタンをクリックします。
手書きのサインをファイル上にドラッグ&ドロップします。
手書きのサインがファイルに挿入されました。大きさ等調整が必要な場合は、サイン上でクリックします。
青い四角が表示されますので、大きさ等を調整します。自由に移動させるためには、「テキストを折り返す」アイコンをクリックしてください。
実際に大きさ等調整すると、上記のように表示されます。